学情は7月26日、「20代が選考で実施して欲しいこと・知りたいこと」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は6月13日～26日の期間、20代で転職を希望する社会人576人を対象にインターネットで実施した。

  • 選考過程で実施して欲しいこと

選考過程で実施して欲しいことを尋ねたところ、就業経験3年以上のヤングキャリアでは「職場見学」(54.6%)が最も多く、「カジュアルな面談」(54.1%)、「会社説明会・TOPセミナー」(36.2%)が続いた。

就業経験3年未満の「第二新卒」は「カジュアルな面談」(56.4%)が最も多く、「職場見学」(44.5%)、「会社説明会・TOPセミナー」(39.6%)が続いている。

就業経験のない既卒で最も多かった回答は、「カジュアルな面談」(54.7%)で、「会社説明会・TOPセミナー」(41.9%)、「職場見学」(36.8%)という順になった。ヤングキャリア、第二新卒、既卒ともに上位3位に入った項目は同じだが、順位は異なる結果となった。

選考過程で得られると志望度が上がる情報について聞くと、「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」が最も多かった。次いで回答を集めた項目は、ヤングキャリアと第二新卒が「実際の残業時間・休日のとりやすさ」、既卒が「仕事をする上でのやりがい・楽しいところ」となっている。既卒の「仕事をする上でのやりがい・楽しいところ」は、ヤングキャリア・第二新卒より10ポイント以上高かった。

他の層と比較して回答割合が高かった項目は、ヤングキャリアが「実際の昇給・昇格ペース」、第二新卒が「若手社員の話」だった。

  • 選考過程で得られると志望度が上がる情報