キッズ・ラボラトリーは7月26日、「2020年から2022年の3カ年における夏休みの過ごし方・意識推移に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は7月1日~20日、キッズ・ラボラトリーのサービスに加入しており、6歳以下の子どもがいる保護者1,000人を対象にインターネットで実施した。
はじめに2020年~2022年のコロナ禍における、3年間の夏休みの過ごし方・意識の変化について調査。子どもと過ごす夏休み、遊び方や遊ぶ場所に変化を感じたか尋ねたところ、57%が「変化した」と答えた。「変わらない」は15%だった。
2020年・2021年に旅行に行ったか、また旅行に行く予定があるか尋ねると、コロナ禍における初めての夏休みとなった2020年では、「海外に旅行に行った」は0.20%、「国内に旅行に行った」は19.11%だった。「行きたかったが、自粛した」は38.21%、「行くつもりもなく予定も立てていない」は42.48%で、合わせると夏休みの旅行を自粛した人の割合は全体の8割を超えた。
2022年の夏休みの過ごし方の予定としては、「海外旅行に行く予定」は2.24%、「国内旅行に行く予定」は55.08%、「行きたいと思っているが、迷っている」は22.76%、「行くつもりもなく予定も立てていない」は19.92%だった。2020年と比べ、2022年の夏休みでは国内旅行に行く予定の人は約3倍に増えている。
2022年の夏休みの過ごし方では、「子どもにレジャー・旅行に行って非日常の体験をさせたいと考えている」(46.75%)が最も多く、「外に遊びに行って、体を動かすような遊びをしてほしい」(26.42%)が続いた。
2020年・2021年の夏休みの過ごし方に関して、「悩んだことがある」ことを尋ねたところ、「友達と会えない時間が増え、コミュニケーション・遊びの時間が減った」「外出自粛をすべきか迷った」「自宅で楽しく遊ぶ・過ごす方法がわからず、子供が退屈そうだった」という意見が上位に。
2022年の夏休みの過ごし方の悩みでは、「自宅で子供を飽きさせないような遊び方」(68.09%)が最も多かった。
夏休みに知育玩具で遊ばせたことがあるか尋ねると、79%が「はい」、21.14%が「いいえ」と答えた。夏休みに知育玩具で遊ばせたことがある人に、外出自粛が続いている中で、知育玩具は役に立ったと思うか聞くと、88%が「はい」と答えている。