テレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』(毎週木曜21:00~)で主演を務める俳優の竹内涼真が28日、警視庁麻布警察署で「六本木安全安心まちづくりキャンペーン」に特別参加し、麻布警察署の一日署長に就任した。
ドラマの舞台となる六本木で、さらに演じる新が目指していた警察官に扮した竹内。不幸な出来事に襲われ、夢が叶わなくなってしまった新の思いを胸に、警察官の制服に袖を通した。
この制服は式典などで着装する警察官の礼服だが、竹内のために通常の警察官が滅多に着用することのない脚の長い礼服が用意されたという。それを聞いた竹内は恐縮しながらも、「新鮮な気持ちです。役でも着たことがなかったですし、今やっている宮部新はかつて警察官を目指していた役なので、今のこの状況が自分の中で色々なものが交錯して嬉しいです。やっぱり制服はカッコイイなって思いましたね」と感想を述べた。そしてこの日集まった、夜の六本木交差点での合同パトロール活動に向かう地域の方々、麻布署員・港区麻布地区総合支所スタッフの方々に「六本木に住んでいる皆さんが自ら先頭に立って活動いただいて、そういう積み重ねがより良い環境になっていくと思いますし、素晴らしいプロジェクトだと思います。頑張ってください!」と力強く呼びかけた。
麻布署の屋上へ移動すると査閲台に登壇して警察部隊への指揮を執り「六本木で撮影させていただいていますが、皆さんのおかげで、すごくいい現場で、いい撮影ができています。皆さんの“信念”がこれからもより良い街づくりに繋がると思っていますし、おかげで僕らも安心して生活を送ることができています。これからも皆さんを応援しています。引き続き頑張ってください!」とエールを送った。
一日署長を無事に務め終えた竹内は「久々に緊張しましたね! あれだけ多くの警察官の方に敬礼されるって、なかなかない経験ですし。現役の方たちはパワーがあるなと思いました」と話し、「こうして今活躍されている警察官の方々と一緒の時間を共有できたのはすごく自分の財産になりました」と振り返った。
この後放送される第4話では「二代目みやべ」に新メンバーが加わり新たなスタートを迎える。ところがその矢先、新は「仲間か夢か」、厳しい決断を迫られることに。