自分の足に合った靴を! シューフィッティングサービス「fitfitting」を体験してきた

女性向けシューズブランド「fitfit(フィットフィット)」が今年4月から開始した、店舗での新しいシューフィッティングサービス「fitfitting(フィットフィッティング)」。メディア向けの体験会で同サービスの簡易版を体験してきた。

「fitfitting」のメディア向け体験会に参加してきた

「fitfitting」とは、シューズ購入者を対象にしたサービスで、シューフィッターの資格を持つスタッフが、購入した靴を足に合わせてカスタマイズするシューフィッティングサービス。

4月22日から全国24店舗で展開しており、商品購入と調整部材費用(一律2,000円/消費税別)合わせて合計1万円以内というリーズナブルな価格、そして90分以内の短時間で自分の足にあった靴が見つかるのが魅力。

通常、オーダーメイドやカスタマイズで靴を購入すると手元に届くまでに時間がかかることが多いが、「fitfitting」ではその日に靴を持ち帰ることができる。

足の型を取る

まずは、専用用紙の上に立ち、足の型を取るところから。特殊な道具を使って足の周りを型どっていく。

「足囲」を測定

続いて、「足囲」を測定。足の甲のあたりの分厚さで、メジャーを使って測るのだが、なかなか素人では適切な測定する位置を見つけられなさそうなところ、シューフィッターの資格を持つスタッフさんは手際よく測定を進めてくれる。

そして自分の足タイプを教えてもらうのだが、足タイプには3つあり、「エジプト(足の指の中で親指が最も長く、他の指はなだらかに短くなっていく)」「ギリシャ(足の指の中で人差し指が最も長い)」「スクエア(全ての足の指が同じ長さ)」だそうで、「お客様は日本人に最も多いエジプトタイプです」とのこと。足のタイプがあることも初めて知ることができて、なんだかおもしろい!

続いて「JISサイズ」を出す。先ほど取った足の型の中央に線を入れたり、横に線を入れたりしたあと、早見表でその数値をチェックし自分の足のサイズと足幅がわかる。左右でサイズが異なる場合は大きいサイズに靴を合わせ、右だけ中敷きを入れるなどして対応するのがよいのだそう。

足の幅も重要で、たとえ同じサイズの靴であっても幅があっていなければ履き心地は悪くなってしまうそうで、「なかなか靴売り場でご自身だけでは足の幅が合う靴は見つけにくいので、やはりプロに聞くのが一番ですね」と教えてもらった。

合うサイズを見つけても、さらに細かい部分を調整してくれる

そして、合うサイズの靴を持ってきてもらい、フィッティング。自分で思っていたサイズとやや違っていてびっくり! さらにつま先部分やかかと部分がしっかりとフィットしているかを入念にチェックしてくれる。

今回試着した靴(スクエアヒールパンプニーカーストラップ)はクッションが入っているので安定感があり、さらにストラップで足をしっかりホールドしてくれるのでカスタマイズは不要だったものの、もし足に合っていない場合には中敷きをはがして中に詰めものをしたり、靴の革部分を専用の機械で伸ばしたりなどして、さらにぴったり合うようにカスタマイズしてくれるという。

実は女性は足のトラブルが多く、年齢を重ねるにつれ「足が太った?」「足が大きくなった?」と感じる時、実はホルモンの影響で足のアーチが崩れていることが多いのだそう。さらに、コロナ禍で外出を控えたこともアーチの崩れの要因になっているのだとか。アーチが崩れてしまうと、足の幅が広がりタコやウオノメが増え、ヒザや腰に負担がかかってしまうことも。自分に合った靴を履いていることでこうしたアーチの崩れは防ぐことができる。

アンバサダーにモデルの春香さんが就任

「fitfitting」サービス開始に伴い、アンバサダーにはモデルの春香さんが就任した。

「fitfitting」アンバサダーのモデル・春香さん

春香さんはアンバサダーになるにあたり、シューフィッターの資格を取得。「ファッションの一部としての靴ではなく、機能性も意識して正しい靴を選んでもらえるように頑張りたいです。自分に合う靴を選んでもらうためには、まずは多くの方にシューフィッティングを体験してもらうのが一番だと思います」と意気込みを語った。

さらに、fitfitでは春香さんとのコラボシューズを8月上旬から発売。