LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングスピーカー「GP3」をクラウドファンディングサイトのMakuakeで7月28日に発売した。一般販売予定価格は24,840円だが、定価の19.6%オフとなる19,980円で購入できる超超早割プランなど、複数の応援購入プランを用意している。

  • GP3

同社で初めて応援購入を実施する、LGのゲーミングブランド LG UltraGearシリーズのスピーカー製品。応援購入プランは19.6%オフの超超早割(19,980円)、12.2%オフの超早割(21,800円)、10%オフの早割(22,356円)のほか、2台セットで23.5%オフの超セット割(38,000円)、15.5%オフのセット割(42,000円)を用意。いずれのプランも8月28日までに支払いを完了した時点で応援購入が成立し、11月末までに配送予定だ。

LGでは、同シリーズのスピーカー第1弾として、プロ用オーディオ機器と同等の設計・仕様と高品質DACを搭載したハイエンドモデル「GP9」を市場投入している。シリーズ第2弾となる今回のGP3は、GP9のメイン機能を継承しつつ、設計やインタフェースをゲーマー向けに再構築。「ヘッドセット不要の開放感と、没入感を生む驚きの3Dサラウンドが、自宅を快適なゲーム空間へと変貌させる」としている。

  • 上面

外観はゲーミングモニターのスタンド部にフィットするよう、V字型のデザインを採用。ヘッドセットを使わずに「ゲーム世界に没入する迫力のサウンド」を楽しめるように設計しており、独自開発の3Dゲーミングサウンドによってジャンルに応じた立体音響を提供。スピーカーの構成は出力5W×2chだが、HRTF(Head Related Transfer Function:頭部伝達関数)に基づいて、まるでその場にいるような立体的な音響効果を実現するという。

サウンド面では、BGMや効果音を立体的に再現し、近づいてくるターゲットの方向や距離感を耳で把握できるようにする「FPSモード」、レーシングやRPG、スポーツなどさまざまなゲームジャンルでリアリティある空間効果を体験できるという「RTSモード」を用意。また、専用アプリ「LG XBOOM」のイコライザーで、ゲームサウンドを好みの音質にカスタマイズすることもできる。

  • 背面

ヘッドホンと連携し、ヘッドホンとスピーカーの出力をボタンを1回押すだけで切り替えられる機能を装備。DTS Headphone:Xに対応しており、GP3に接続したヘッドホンやイヤホンで、7.1chバーチャラルサラウンドを鳴らせる。

また、本体にマイクを内蔵し、ヘッドホンなしでもボイスチャットが可能。LGの新開発のクリアボイスチャット技術により、環境音やゲームサウンドと話し声を正確に判別し、ノイズキャンセリングにも対応。ハウリングも防ぎ、クリアな音声で通話できるようにした。

USB Type-Cと、3.5mmのAUX入出力を装備し、デスクトップPCやノートPC、スマートフォン、タブレットなどと接続できる。Bluetooth 5.0にも準拠し、対応コーデックはSBC。

  • 背面のインタフェース

本体前面のロゴは1,677万色から発光色を変更可能。明るさを変更でき、消灯も可能だ。本体には容量2,600mAhのバッテリーを内蔵し、最大6時間駆動可能。充電時間は最大3.5時間。本体サイズは330×93×85mm(幅×奥行き×高さ)、重さは1.02kg。USB Type-Cケーブルなどが付属する。

  • 前面