ソフトバンクは7月28日より、同日発売となったばかりの「Google Pixel 6a」にソフトウェアアップデートの配信を開始した。「Google Pixel 6」「Google Pixel 6 Pro」を対象として注意喚起が出されている、緊急通報終話時の再発信において緊急通報先に再接続できない場合がある事象を改善するアップデートとなっている。
「Google Pixel 6a」は、5月11日に発表され、この7月28日に発売となったばかりのGoogleの最新スマートフォン。「Google Pixel 6」「Google Pixel 6 Pro」と同じTensorプロセッサを搭載し、レビュー記事でもご紹介しているように上位機種と同等のAI機能を利用可能。それでいて、他のスペックの抑制などでミドルレンジクラスの価格を実現している。
7月21日にアナウンスされたこの問題は、緊急通報(110番、118番、119番)終話後の再発信において、まれに緊急通報先に再接続できない場合がある事象があるというもの。「Google Pixel 6」「Google Pixel 6 Pro」については7月28日時点でこの事象に対するソフトウェアアップデートは提供されておらず、再発信の際に番号通知の「184」「186」を付与するか、フライトモードのオン/オフを行って発信を行うという回避方法が案内されている。
今回のアップデートでは、上記問題の改善のほか、セキュリティの向上が行われる。更新時間は最大20分程度。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「SD2A.220601.001.A1」となる。