女優の前田亜季が、来週8月4日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(毎週木曜20:00~)に出演する。
上川演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。第4話では、子ども向け体操教室のインストラクター・川井公一(堀井新太)が殺害される事件が発生。糸村は彼の所持品のひとつ、合格祈願の鉛筆に興味を抱く。その鉛筆には指をかけるところに不可思議な傷がついていた。まもなく被害者は呉服店の女将でシングルマザーの富池琴音(前田)と交際していたことが発覚。琴音はすでに川井とは別れており最近は会っていないというが、琴音の家族の過去と川井に接点があったことが発覚、捜査は急展開を迎えることに。
小学生のころから映画、ドラマ、舞台と幅広くキャリアを積み、今年デビュー30周年にあたる前田。時代劇への出演も多いだけに今作での和服も着こなし、はんなりとした京女の雰囲気を漂わせながら、心の奥底に愛憎を秘めて葛藤する疑惑の女性を演じあげている。
糸村のバディである神崎莉緒役の栗山千明は10代の頃、故・深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』(00年)で前田と共演。ヒロイン役を演じた前田は、第24回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、栗山はクエンティン・タランティーノ監督に見出されて、映画『キル・ビル』(03年)に起用されることに。その後2人は2016年『コピーフェイス〜消された私〜』(NHK)でも共演。今回は6年ぶりの共演で「刑事×疑惑の事件関係者」として対峙する。