糀屋は8月1日、富裕層を対象とした一棟貸切のグランピング貸別荘「空の庭クレセントムーン」(福島県二本松市)をオープンする。
新型コロナウイルス感染症の影響で、プライベート空間での過ごし方の重要性が増している。今回、開始する新サービスは、東京の新木場から直接、別荘の前のヘリポートへ着陸し、デジタルナンバーキーでチェックイン。誰とも接することのない、新しい旅のスタイルを提案する。
同プランの貸別荘は、ヘリポート完備という希少価値のある物件。首都圏から貸別荘までの往復フライトに対応でき、さらにはアクティビティの一環として遊覧飛行なども楽しめる。新郎新婦が、空から舞い降りるウエディングなどにも対応可能とのこと。
貸別荘が立地するのは、周りに民家はほとんどない大草原。1Fのリビングホールからは、広大な大草原が広がる。
広いテラスでBBQを楽しむほか、自然の森の中で、ハンモックに揺られて過ごすことも可能。夜には草原に寝転がりながら、満天の星空を眺められる。同社が所有する森の中から湧き出る泉もあり、夏には多くのホタルが舞うという。
1日1組限定の一棟貸切グランピング別荘であるため、自分たちだけの特別な世界を過ごすこともできる。草原の中にベッドを置き、風に吹かれながら施術を受けられる「自然エステ」なども提供する。
チェックインは14:00、チェックアウトは11:00。料金は15万円~(1泊2日、1棟貸切料金、最大8名まで宿泊可能)。7月下旬からは、同社ホームページや、オンライン上の旅行代理からも予約を受け付けている。