菅公学生服(カンコー学生服)は7月26日、「女子制服のスラックス導入の状況」に関する調査結果を発表した。同調査は6月、全国の10~60代の男女1,200人を対象に、インターネットで実施した。
女子制服として、スカートとスラックスのどちらも着用を選べる学校があることを知っているのかを尋ねたところ、全体では71.5%が「知っている」と回答した。年代別にみると、「知っている」という回答が最も多かったのは10代(85.5%)だった。
通っていた学校の制服では、女子制服のパンツスタイル(スラックス)は選べるようになっていたか聞くと、全体平均では「選べなかった」(76.1%)が最も多く、「選べた」は13.4%だった。年代別にみると、10代は「選べた」(45.0%)という回答が半数近く、20代は「選べた」(12.5%)、30代以上は10%を下回った。
女子制服のパンツスタイル(スラックス)のイメージを聞くと、全体平均では「自由でよい」(64.8%)という回答が最も多かった。「動きやすそう」(44.3%)、「暖かそう」(24.8%)、「かっこいい」(20.0%)というポジティブな回答が続いている。男女別にみると、女性の方が肯定的な回答が多かった。
一方で、「違和感がある」(7.9%)、「かわいくない」(6.8%)、「女子中高生らしくない」(5.1%)、「かわいくない」(6.8%)といった声もあった。