象印マホービンは7月27日、「STAN.(スタン)」シリーズとして、9つの「マイコン自動コース」を備えたオーブントースター「EQ-FA22」を発表した。発売日は9月1日。価格はオープンプライス、推定市場価格は22,000円前後。
同社の調査結果によると、20~40代の共働き・子育て世代は、週1回以上朝食にパンを食べる家庭が約7割(67%)存在し、そのうち約4割(43%)が「比較的簡単に用意できる」などの理由で、「共働きになってからパン食が増えた」(「増えた」「どちらかといえば増えた」の計)と回答。また、朝食で食べるパンの種類については、「食パン」「ロールパン」「クロワッサン」が上位を占めたという。
今回発売する「EQ-FA22」は、上記の調査結果を受け、「サクふわトースト」「冷凍サクふわトースト」「冷凍クロワッサン生地焼き上げ」など、バリエーション豊富な9種類の「マイコン自動コース」を搭載するトースター。
「サクふわトースト」コースは、象印独自の緻密な温度コントロールにより、表面の焼き色が濃くなりにくい温度帯をキープする。表面の水分を時間をかけて飛ばし、「サクッと層」を生成。その後は高温に切り替えて焼き上げることで、パン内側の水分をトースト内に残したまま、外はサクッと、中はふんわりとした食感のトーストに仕上げる。
「冷凍サクふわトースト」コースは、表面のサクサク感と中のふんわりとした食感を両立させるのが難しいとされている冷凍食パンを、細かい温度コントールで理想的な食感のトーストに仕上げるモード。
「冷凍クロワッサン生地焼き上げ」コースは、冷凍クロワッサン生地を上手に焼き上げるコース。生地の層と層の間に空気を含んだ焼きたてならではのおいしさを、自宅でも楽しめるとうたう。
このほか、マイコン自動コースとして「トースト」「冷凍トースト」「ロールパン」「クロワッサン」「手づくりパン」「フライあたため」を用意する。
本体サイズはW335×D300×265mm、重さは4.3kg(トレイ含む)。設定温度は80~250度(10度刻み)。消費電力は1,000W。電源コード長は1.2m。カラーはブラックのみ。「はずせるもち焼きネット」(焼き網)、スライド式くず受け皿などが付属する。