カラダノートは7月25日、「家計に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月15日~20日、46歳~80歳の中高年層からシニア層の男女244名を対象に、インターネットで実施した。
日々の買い物で値上げを実感しているか尋ねたところ、66%が「とてもする」と回答した。
今後のお金への不安に関して聞くと、48.8%が「とてもある」、29.9%が「少しある」と答えた。合わせると、約7割が将来かかるお金に不安を抱えていることがわかった。不安と回答した人の理由は、「老後の生活資金」が最も多く、次いで、「貯蓄ができない」「貯蓄が少ない」「収支のバランスに不安」といった声が挙がった。
回答者の世帯年収を調べると、「300万円未満」と「300~500万円未満」が約3割ずつを占めた。お小遣いの平均金額を調べたところ、全体の平均は「3万5,500円」となっている。
各年齢層ごとの平均は、中高年層(46歳~55歳)は「4万724円」、定年間際の年齢層(56歳~65歳)は「3万2,711円」、シニア層(66歳以上)は「3万4,912円」となり、中高年層と比較すると56歳以降にやや低くくなっている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によりお小遣いを見直したか尋ねたところ、77.5%は「変わらない」と回答した。21.3%は「減らした」と答えており、その背景にはコロナ禍による収入減少が影響していることがわかった。