デザイナー・アーティストの篠原ともえが、29日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。
16歳で歌手デビューし、独創的な“シノラー・ファッション”で一大ブームを巻き起こした篠原。2018年には芸能活動を一時休止して学校に再入学し、習得しているデザインの知識を活かすべく、パタンナー技術をイチから勉強した。そこで「1枚の布を余すことなく使う」着物の作り方で服作りに取り組んでいくという方向性が見えたと話す。
2019年にはアートディレクターの池澤樹氏と結婚し、翌年には「退路を断つ」思いで夫婦でデザイン事務所を立ち上げた。篠原はコロナ禍下の五里霧中な船出だったと振り返るが、夫の「たとえ小さな仕事でも一生懸命取り組めば、必ず次につながっていく」という言葉を信じ、寿司屋の父に嫁いだ母親の「お父さんと一緒に長い間働けたことは、私の人生最大の喜びだった」という言葉にも背中を押され、受注した仕事をひたすら頑張ってきたと語る。
今年5月、100年以上の歴史があるニューヨークの広告賞「ニューヨークADC賞」で篠原がデザインした作品が銀賞と銅賞の2冠を達成。また、デザイナーになることを勧めてくれた吉田拓郎との秘話も明かす。