NTTドコモは7月26日より、「AQUOS ケータイ SH-02L」「SH-03L」「arrows ケータイ F-03L」「らくらくホン F-01M」のフィーチャーフォン3機種にソフトウェアアップデートの配信を開始した。
更新内容は共通で、5月26日に公表されたドコモnanoUIMカード Ver.7(グリーン)利用時の問題を解消するもの。この問題は、ドコモケータイの一部の機種でドコモnanoUIMカード Ver.7(グリーン)を利用する際にドコモ位置情報機能が動作せず、緊急通報(110/118/119)時に通知する位置測位制精度が下がる、「イマドコサーチ」「ケータイお探しサービス」が利用できない/ドコモ位置情報設定ができないという事象が発生するというもので、問題公表時点で、今回アップデートが開始される4機種については7月にソフトウェア更新で問題を解消する予定であるとされていた。
改善される事象としては次のとおり。
- ドコモnanoUIMカード Ver.7(グリーン)を挿入した際、緊急通報(110、118、119)時に通知する位置測位精度が下がる事象を改善
- ドコモnanoUIMカード Ver.7(グリーン)を挿入した際、「イマドコサーチ」 「ケータイお探しサービス」 が利用できないおよびドコモ位置情報設定ができない事象を改善
また「AQUOS ケータイ SH-02L」「SH-03L」では、セキュリティを更新し、セキュリティパッチレベルが2021年10月になる。
更新時間と、アップデート後のソフトウェアバージョンはそれぞれ以下のとおり。
AQUOS ケータイ SH-02L
- 更新時間:約7分
- ソフトウェアバージョン:01.01.06
SH-02L
- 更新時間:約6分
- ソフトウェアバージョン:01.00.11
arrows ケータイ F-03L
- 更新時間:約7分
- ソフトウェアバージョン:V28R122A
らくらくホン F-01M
- 更新時間:約13分
- ソフトウェアバージョン:V16R066A