Googleは7月26日、2012年のGoogle Play提供開始から10周年を記念したブログ記事「Google Playの10年とこれから」を公開し、記事中でGoogle Playに新しいロゴを導入することを発表した。また10周年を祝し、アプリ購入やゲームプレイによるGoogle Play Pointsのポイント獲得率が最大10倍になるキャンペーンを7月26日・27日の2日間にわたり実施する。

  • 10周年イメージ

    10周年イメージ

Google Playは、2012年3月7日にそれ以前の「Android Market」「Google Music」「Google eBookstore」といったオンラインストアを統合して誕生したAndroid向けのアプリ/コンテンツの配信サービス。

新しいロゴは、検索/アシスタント/フォト/GmailなどでおなじみのGoogle製品のカラーパレットとブランディングを採用したものとなっている。

  • 新しいGoogle Playロゴ

    新しいGoogle Playロゴ

Google Play Pointsの獲得率アップキャンペーンは、通常はアプリ/コンテンツ購入額100円ごとに1ポイントが付与されるところ、イベント期間中は100円につき最大8ポイントを獲得できるというもの。さらに、アプリをインストールすることでボーナスポイントも獲得できる。獲得したポイントは、アプリ内アイテムやゲーム内通貨と交換したり、100ポイントごとに100円相当のGoogle Playクレジットと交換することもできる。

ブログ記事では、この10年間を振り返り、次のようなGoogle Playのマイルストーンを紹介している。

  • アプリやゲームの新しい体験:Google Play Pass/Google Play Instantのような新しいゲーム体験の提供、1億人以上が登録しているGoogle Play Points。
  • お気に入りのアプリやゲームの祭典:現在19カ国で開催されているGoogle Play ベスト オブ アワード。2017年からはユーザー投票部門を導入し、ユーザーがお気に入りのタイトルに投票できるようになっている。
  • 安心して安全に楽しめる場所:Android向けの組み込みマルウェア保護機能であるGoogle Play プロテクト、アプリがユーザーデータをどのように収集/共有/保護しているかの情報を提供することを必須とするGoogle Play データ セーフティ セクションの追加など。
  • 開発者への支援:テクノロジーやビジネスに関する相談、インディー ゲーム フェスティバルなどの取り組みなど。開発者向けブログにも、開発者コミュニティとの歩みを振り返る記事が公開されている。
  • 保護者へのリソース:Google Playの「子供」タブにおける学習・学び用アプリの検索、一部のAndroidタブレットに搭載されているGoogleキッズスペース、保護者が子供のオンライン体験を管理するためのファミリーリンクなどのツールの提供。
  • 地域経済への貢献:Google PlayとAndroidにより、米国だけでも200万を超える雇用を創出し、地域経済を支援してきた。

このほか、ガンホーオンラインエンターテインメント株式会社/スマートニュース株式会社/株式会社バンダイナムコエンターテインメント/マネーフォワードといったアプリベンダーからのコメントも紹介されている。