プラネットは7月25日、「夏の過ごし方」に関する意識調査の結果を発表した。調査は6月8日~13日、全国の20代〜70代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。

  • 夏休みの取得予定

    夏休みの取得予定

今年は何日くらい夏休みを取得する予定なのかを聞いたところ、定年退職者や主婦/主夫、学生などを除いた有識者の多くが、「3~4日程度」「5~6日程度」(14.8%)の予定であることが明らかに。これに少し長めの「7~9日程度」(9.2%)が続いた。

1週間程度を予定している人を職業別にみると、公務員が61.4%、会社役員・経営者は52.2%、会社員が39.5%と続き、一方、自営業者、パート・アルバイト、自由業では2〜3割程度にとどまるなど、組織に属する人のほうが休みを取りやすいよう。

また、取得時期については、定番の「8月のお盆期間」(45.6%)が圧倒的に多く、半数近くを占めた。

  • 今年の夏における外出を伴うアクティビティの行動範囲

    今年の夏における外出を伴うアクティビティの行動範囲

続いて、今年の夏における外出を伴うアクティビティの行動範囲をたずねてみたところ、「居住する都道府県内」が最も多く52.2%。次いで「近隣の都道府県まで」(26.7%)となり、合わせて約8割の人が生活圏に近い範囲での活動にとどめる予定であることが判明。

また、昨年行ったアクティビティを聞いてみたところ、昨年は、近場(「買い物」「街歩き」「公園に行く」)、短時間(「日帰り旅行」)、他者との接触を避ける(「家族との外食・飲み会」「墓参り」「ドライブ」)傾向が見られ、宿泊を伴う旅行には慎重な姿勢だったことがうかがえたほか、高齢者と接触する可能性がある「帰省(日帰りを含む)」や他者との接触の可能性がある「温泉、スパ」では、「行った」と「見合わせた」が拮抗していた。

これが今年は様相が変わり、「行う予定」の比率を見てみると、「国内旅行」の「1泊」(18.0%)や「2泊以上」(15.2%)が昨年より上昇し、「見合わせる予定」が1桁台に低下。一方で「日帰り」は昨年より2.1ポイント低下しており、宿泊を伴う旅行にシフトしていることが明らかに。また「友人、知人との外食・飲み会」「花火大会」「夏祭り、盆踊り」「音楽フェス、コンサート、スポーツ観戦」も再会傾向であることがうかがえた。

  • 今年の夏、外出を伴うアクティビティの際にマスクをつけたいと思うか

    今年の夏、外出を伴うアクティビティの際にマスクをつけたいと思うか

次に、今年の夏、外出を伴うアクティビティの際にマスクをつけたいと思うかを聴取した。その結果、「必ずつける」が45.3%を占め、引き続き“きっちりマスク”派が多い結果に。これに、国の推奨と同じ「人との距離が十分にとれるところでは外し、それ以外ではつける」が33.7%で続き、この2項目で8割近くにのぼった。

最後に、今年の夏に外出を伴うアクティビティ以外に行う予定について教えてもらったところ、「夏の味覚を楽しむ」(38.1%)、「趣味の時間に充てる」(30.5%)、「休養」(27.6%)が上位にあがった。