ジンズは7月26日、「子どもの近視や対策状況」に関する調査結果を発表した。調査は5月24日~6月1日、第一子が近視の保護者263人を対象に行われた。

なお、保護者の内訳は小学生低学年の保護者60人、小学生中学年の保護者61人、小学生高学年の保護者66人、中学生の保護者38人、高校生の保護者38人となる。

調査結果は以下の通り。まず「直近1年間での子どもの近視の状況」を聞いたところ、「健康診断や眼科検診を受診し、近視の進行を診断された」(57.0%)、「健康診断や眼科検診を受診していないが、近視が進行したと実感している」(11.8%)と合わせると、約7割の保護者が子どもの近視進行を認識または実感していた。

  • 直近1年間での子どもの近視の状況

「近視の対策の仕方が分からない」という内容について尋ねると、「そう思う」(38.8%)、「どちらかといえばそう思う」(32.7%)となり、7割近くの保護者が近視の対策方法が分からないという結果だった。

  • 「近視の対策の仕方が分からない」という内容に対する、近視の子どもを持つ保護者の意識

次に、「外遊びが近視の対策になる」という研究報告※について保護者の認知・理解度を調べると、「知らない」(44.5%)、「聞いたことがある程度」(31.9%)となり、認知不足が分かった。

※Lisa A Jones, et al. Invest Ophthalmol Vis Sci . 2007 Aug

  • 「外遊びが近視の対策になる」という研究報告に対する保護者の認知・理解度