ロバート・ウォルターズ・ジャパンは7月26日、「定年後の働き方の希望と現状」に関する調査結果を発表した。調査は4月26日~5月2日、同社に登録する国内で働く会社員728人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「定年後の希望する仕事内容」について聞くと、男性は1位「別の企業・定年前と同じ仕事内容」(34%)、2位「同じ職場・定年前と同じ仕事内容」(26%)、3位「定年前と別の企業・別の仕事内容」(22%)、4位「起業したい」(18%)だった。
また、女性は1位「同じ職場・定年前と同じ仕事内容」(27%)、2位「別の企業・定年前と同じ仕事内容」(25%)、3位「定年前と別の企業・別の仕事内容」「起業したい」(24%)となっている。
次に「定年後の1日の希望勤務時間」を聞くと、年代別で最も多かったのは、20代「5時間未満」(28%)、30代「5時間未満」(29%)で、40代「6時間」(32%)、50代「8時間」(31%)、60代「8時間」(36%)という結果だった。
なお、「週1日」「週2日」勤務を希望する人の割合はどの年代でも低い傾向で、全体の6%以下。また、20代・30代の若い世代は定年後も働くというビジョンが他の年代と比較すると低いことも分かった。