セイコーウオッチは9月9日に、ソーラー電波ウオッチ「アストロン」の新作として、ホンダの新型「シビック TYPE R」とコラボレーションした限定モデルを発売する。シルバーモデルの「SBXY045」とブラックモデルの「SBXY047」をラインナップし、それぞれ国内限定300本ずつ、価格はどちらも231,000円。
初代のシビック TYPE Rは1997年に登場し、クルマ好きやスポーツカー好きに愛されてきた。2022年7月21日に正式発表された新型のシビック TYPE Rは、純粋な内燃機関(ガソリンエンジン)を搭載する「TYPE R」として、おそらく最後になるだろうといわれている注目の1台だ。
今回のコラボレーションモデルは、洗練されたスタイリングや独特の個性など、アストロンとシビック TYPE Rのアイデンティティが共鳴することで生まれたとしている。ホンダのレーシングスピリットを象徴するカラーとして受け継がれる「チャンピオンシップホワイト」と、クールな「クリスタルブラック・パール」にインスパイアされたというカラーをまとった。
シルバーのSBXY045は、透明感あるサファイアガラスベゼルにチャンピオンシップホワイトを採用。ブラックのSBXY047は、全体をオールブラック仕様とした。
どちらも、新型シビック TYPE Rのいたるところで使われているレッドを、ダイヤルのアクセントカラーとして用いている。ベゼルのタキメーター表示、りゅうずトップには、「R」マークが輝く。ダイヤルには綾織カーボン調の特別な型打ちパターンを施し、スポーティな印象としている。
裏ぶたには「TYPE R」のロゴ、赤い「Honda」のエンブレム、「LIMITED EDITION」の文字、TYPE Rと同じ表記で「R-001/300~R-300/300」のシリアルナンバーを記した。パッケージも特別仕様となり、「ASTRON」「Honda」「TYPE R」のトリプルネームが入ったボックスに、新型シビック TYPE R専用シートをイメージしたウルトラスエード製のオプションストラップを同梱する。
ケースとブレスレットの素材はチタン。シルバーのSBXY045はセイコー独自の表面硬化技術「ダイヤシールド」を、ブラックのSBXY047はブラック硬質コーティングを加工している。ケースサイズは外径41.3×厚さ10.7mm、風防は無反射コーティング処理のサファイアガラス、防水性能は10気圧。ソーラー電波ムーブメント「キャリバー 8B92」はフル充電時から約6カ月間の駆動時間を持ち、おもな機能は以下の通り。
- 過充電防止機能
- 即スタート機能
- パワーセーブ機能
- 24時針つき
- ストップウオッチ機能(1/5秒計測 60分計)
- フルオートカレンダー機能(2099年12月31日まで)
- ワールドタイム機能(25タイムゾーン)
- 電波修正機能(日本・中国・アメリカ・ドイツの標準電波を受信)
- 自動受信機能
- 強制受信機能
- 受信結果表示機能
- 針位置自動修正機能
- カレンダー(日付)機能つき