医師のとも(MRTグループ)はこのほど、医師を対象に「交友関係」に関するアンケートを実施し、実態を調査した。

医師に対して、「忙しそう」「勤務時間が不規則」「拘束される時間が長い」といったイメージを持つ人も多いのではないか。では、医師の交友関係は、他の職業の人たちと極端に異なってくるのだろうか。

同調査は2022年7月1日〜7月15日、全国の20代〜70代の医師457名を対象にインターネット調査にて実施した。

  • 医師の「交友関係」を調査

定期的に連絡を取っている友人について聞いたところ、過半数が「いる」と回答。しかし、約4割は「いない」と回答されており、医師の多忙かつ独特の勤務形態が影響していることがうかがえる。

  • 過半数の医師は定期的に連絡を取っている友人がいる ※単一回答 n=457

また、定期的に連絡を取っている友人がいると回答した割合を年代別で集計したところ、「いる」と回答した割合は20代がもっとも多かった。

  • 定期的に連絡を取っている友人がいる割合は20代が最多

30代以降は、自身だけでなく周囲の友人たちにも転職・結婚・出産・転居といった様々な転機が訪れるため、減少傾向にある。

  • 定期的に連絡を取っている友人の数、もっとも多い回答は「2〜3名」 ※単一回答 n=275

  • 定期的に連絡を取っている「医師以外」の友人の数も「2〜3名」に ※単一回答 n=260

定期的に連絡を取っている友人がいると回答した人だけに、友人の数を聞いたところ、約半数近い人が、友人の数は「2〜3名」と回答した。

  • 医師の休日は家族と過ごすことが多い ※複数回答 n=457

「休日は誰と過ごすか」という問いに対しては「家族」という回答が6割以上ともっとも多く、続いて「1人でいる」が2位となった。普段、業務や研修等で忙しい日々を過ごしているため、せっかくの休日は本当にリラックスできる相手や、1人で気楽に過ごすことを好む人が多い印象となっている。