アスマークは7月13日、インターネットで行った「挙式スタイルに関する調査」の結果を発表した。同調査は6月15日~24日の期間、一都三県・二府二県在住かつ結婚式の情報を収集し、挙式願望がある20~40代の600人の未婚女性を対象に実施した。
はじめに結婚式を行いたいと思うか尋ねたところ、58.8%が「行いたくない」、41.2%が「行いたい」と回答した。
現在までに、家族・友人・知人などの結婚式に参列した回数について尋ねると、年代が高くなるにつれて参列経験が多くなる傾向がある。
「結婚式を挙げる際に最もこだわりたいこと」を挙式参加回数別に見たところ、「ヘアメイク、アクセサリー」にこだわりたい層は、結婚式の参列経験が少ない傾向にあり、「一度も参列したことがない」人が約3割を占めている。一方、「立地」「料理」にこだわりたい層は、参列経験が6回以上で顕著に高かった。
結婚式の情報を得るために活用している媒体について尋ねたところ、20代はSNS、30代は情報誌・雑誌、40代はインターネットで情報収集する傾向が高かった。40代は挙式意向があっても「活用している媒体はない」という回答も4割以上を占めている。
挙式の際のこだわり別に見ると、「立地」にこだわりたい層はテレビを情報源とし、Instagramの活用は少ない傾向にあった。「ゲスト人数」にこだわりたい層は、情報誌、インターネット、知人・友人・家族を情報源としている人が目立つ。「演出」にこだわりたい層は、テレビ、Instagram、Twitter、雑誌と幅広く活用していることがわかった。
希望する挙式スタイルについて尋ねると、「結婚式場」を選ぶ人は20代で高く、40代で低くなる傾向が顕著に見られた。挙式の際のこだわり別で見ると、「ゲスト人数」にこだわりたい層は、他の層に比べ海外ウェディング志向が強く、「演出」にこだわりたい層は、結婚式場を選択する傾向が高かった。
結婚式を挙げる際にこだわりたいことを尋ねたところ、TOP3は「ドレス」(67.5%)、「料理」(58.8%)、「ヘアメイク、アクセサリー」(52.7%)だった。年代別でみると、20代は他の年代と比べ「ヘアメイク、アクセサリー」の人気が突出して高かった。
会場を使用しない挙式スタイル(キャンプ場、公園、水族館、動物園、植物園、丘、海が隣接する施設、学校など)があることを知っているか聞くと、7割近くが「知らない」と答えた。特に、参列経験がない層は8割近くが知らないと回答している。
会場を使用しない挙式スタイルに興味があるか尋ねたところ、「どちらともいえない」が最も多かった。挙式へのこだわり別でみると、「会場の見た目」を重視する層からは関心が薄く、「ヘアメイク、アクセサリー」「演出」を重視する層からは関心が高い傾向があった。