KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、21日深夜に放送されたラジオ番組『Youたちデビューして25年もたっちゃったの!? ~KinKi Kids どんなもんヤ! 3時間生放送スペシャル~』(文化放送/22:00~25:00)に出演。『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ系)の秘話を明かした。
デビュー25周年記念日となったこの日は、KinKi Kidsの歴史を振り返る25曲をオンエア。デビュー曲「硝子の少年」を流すと、2人は、同日放送された『LOVE LOVE あいしてる』の話題に。番組内で同曲をパフォーマンスした際、木村拓哉、生田斗真、風間俊介で結成された“ジャニーズシニア”が、KinKi Kidsのバックダンサーを務めたが、光一は、「先輩(木村)は、当初本当に歌わないぐらいの気持ちだったんですよ。もう、“バックに専念させてくれ”って。我々としては、いやいやいやっていうところがあったので、歌っていただきましたけど……。その心意気というかね。ありがたいですよ」と感謝した。
一方の剛も、「大先輩の木村拓哉さん、そして生田くん、風間くんをバックに、この曲を歌わせていただきました」と振り返り、バックダンサーを務めてくれた木村に対し、「我々の25周年に対してであったりとか、『LOVE LOVE あいしてる』っていう番組を盛り上げようっていう、愛を注いでくださった結果です。本当に感謝しています。ありがとうございます」とコメント。後輩にあたる生田と風間に関しても、「忙しいなか駆けつけてくれて……。ありがとう」と話すと、光一は、「斗真も風間も、舞台中だったんだよね? それが終わって駆けつけてくれて。後輩もね、うれしいですね」と、スペシャルパフォーマンスに大感激していた。
また、光一と剛は、同番組をもって、最後のテレビ出演となった吉田拓郎への思いを吐露。番組のラストで、自身が作詞し、KinKi Kidsが作曲した「Sayonara あいしてる」のパフォーマンスを披露した吉田。2人から花束を受け取ると、感極まった様子でうつむいていたが、光一は、「拓郎さんが花束を抱えていたときの表情っていうのは、本当に僕は一生忘れない」と述懐。同シーンが放送されたのは、ほんの数秒だったが、「どんぐらいやったかな? 2分ぐらいやったかな? すごく長くは感じたけど、みんなが無言でその姿を見守って」「静寂だったよね」と、ラストシーンの裏話を明かした。
「静寂だった」というラストシーンについて、剛は、「オンエア上は、本当に一瞬だったりはしたんですけど。あれがずっと流れてるとしたら、テレビ観ながら泣いちゃったかもなって。あのときの何とも言えない空気感は忘れられないよね」「話しちゃったり、言葉にすると、その勢いで涙が勝手にあふれちゃいそうな感じもあって……」としみじみ。「みんなが拓郎さんに対して、“ありがとうございます”っていうのを、心の声で伝えてたよね。すごくいい時間でしたね」と感慨深げな光一も、「また後ほど、ちゃんと観たいなと思います。なんか本当に素敵な空気が流れていた収録でしたね」と改めて振り返っていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。