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【この記事のエキスパート】
ITガジェット・家電ライター:荒俣 浩二
IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。
ポータブルクーラーや扇風機、ヒーターといった空調家電から、炊飯器やIHコンロ、電気ケトルといった調理家電まで、キャンプでガシガシ電化製品を使いたい方におすすめなのが大容量ポータブル電源です。ここでは、アウトドア家電を多用したいキャンパー向けに、大容量ポータブル電源のおすすめ商品を紹介します。
「mAh」と「Wh」の違いとは?
ポータブル電源の容量を示す際に使われるのが「mAh(ミリアンペア時)」と「Wh(ワット時)」です。
ところが「mAh」は単に電流の量を示す単位なので、機器を使用できる時間の目安にはなりません。一方の「Wh」は電流と電圧を掛け算した消費電力(W)を1時間あたりに換算した値です。たとえば300Whのポータブル電源なら、消費電力が100Wの電化製品を3時間使える計算になります。
目的が「冬キャンプでの利用」だとしても、できる限り自然に近い形で過ごそうとしている場合と、電気毛布やホットカーペットを持ち込んで、快適な空間を作ろうとしている場合とでは、必要になる電気容量は全く異なることになります。
必要な容量を満たしていて、サイズや重さが苦にならない製品を選ぶようにしましょう。
大容量のポータブル電源とは
キャンプでの家電利用や、災害時の避難、長期にわたる停電時などに活躍するのが大容量のポータブル電源です。
ポータブル電源の容量は様々ですが、目安としては一般家庭の半日程度の消費電力を賄える2,000Wh程度の容量以上のポータブル電源があれば、ホットプレートなどのIH調理器具やドライヤーなど、高出力の家電まで使用することができるでしょう。
また、1,000Wh~1,500Wh程度の容量のポータブル電源も予備的に活用することで長期にわたりスマートフォンやノートPCなどを活用する事ができます。
大容量ポータブル電源のおすすめメーカー
大容量ポータブル電源を展開するおすすめメーカーを一部紹介します。
Jackery(ジャクリ)
Jackery(ジャクリ)は2012年にアメリカで設立。2016年に世界初となるアウトドア用ポータブル電源の発売、その後世界初のポータブルソーラーパネルを開発するなど、バッテリーの分野で目覚ましい成長をしてきたメーカーです。
その魅力は、まずその安全性。過充電や過放電を防ぐシステムを備え、さらにはPSEやUN38.3の認証も取得。これにより、アウトドアでも安心して使用できるポータブル電源となっています。
Anker(アンカー)
Anker(アンカー)は、バッテリーやUSBケーブル、スピーカーなどを開発しており、価格と品質を両立したコストパフォーマンスの高い商品が魅力です。とくにモバイルバッテリー関連に強く、スマホ用の充電機でお世話になっている方も多いのではないでしょうか。
このような同社の技術力を生かし誕生したのが初代「PowerHouse」。PowerHouseの最大の特徴はなんといっても長く使える「長寿命」ポータブル電源であるということです。
BLUETTI(ブルーティ)
BLUETTI(ブルーティ)は、ポータブル電源やソーラーパネルなどのエネルギー関連製品を提供する中国企業のブランドです。
ブルーティのポータブル電源は、コンパクトで持ち運びやすく、さまざまな容量と出力オプションがあります。これにより、キャンプや登山、釣りなどのアウトドアアクティビティに最適な製品を選ぶことができます。
ポータブル電源の選び方
ポータブル電源には家電にも使える大容量のものもあれば、手軽に持ち運べて、日常使いの電子機器などの充電を目的としたものなどもあります。下記のポイントを抑えて、ポータブル電源を賢く選びましょう。
【1】容量
【2】出力ポートの数と種類
【3】ACの出力方式(出力波形)
【4】DCが対応している周波数
【5】防水・パススルー充電などの細かな機能
【6】サイズ・重量
【7】安全性