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【この記事のエキスパート】
ITガジェット・家電ライター:荒俣 浩二

ITガジェット・家電ライター:荒俣 浩二

IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。


Ankerのポータブル電源は品質やデザイン性に優れコストパフォーマンスが高いのが特徴です。521・535といった小型のPortable Power Stationから、767の大型大容量、ソーラー対応モデルなど種類も豊富。ここではAnkerのポータブル電源のおすすめ商品を紹介します。

「mAh」と「Wh」の違いとは?

ポータブル電源の容量を示す際に使われるのが「mAh(ミリアンペア時)」と「Wh(ワット時)」です。

ところが「mAh」は単に電流の量を示す単位なので、機器を使用できる時間の目安にはなりません。一方の「Wh」は電流と電圧を掛け算した消費電力(W)を1時間あたりに換算した値です。たとえば300Whのポータブル電源なら、消費電力が100Wの電化製品を3時間使える計算になります。

目的が「冬キャンプでの利用」だとしても、できる限り自然に近い形で過ごそうとしている場合と、電気毛布やホットカーペットを持ち込んで、快適な空間を作ろうとしている場合とでは、必要になる電気容量は全く異なることになります。

必要な容量を満たしていて、サイズや重さが苦にならない製品を選ぶようにしましょう。

Anker(アンカー)のポータブル電源の魅力

出典:Amazon

Anker(アンカー)は、中国の深圳市に本社を置く電子機器メーカーのハードウェア・ブランドです。Googleのエンジニアだったスティーブ・ヤンを中心に2011年に設立されました。

ちなみにブランド名の「Anker」はドイツ語の錨(いかり)にちなんで名付けられたと言われています。

バッテリーやUSBケーブル、スピーカーなどを開発しており、価格と品質を両立したコストパフォーマンスの高い商品が魅力です。とくにモバイルバッテリー関連に強く、スマホ用の充電機でお世話になっている方も多いのではないでしょうか。

このような同社の技術力を生かし誕生したのが初代「PowerHouse」です。PowerHouseの最大の特徴はなんといっても長く使える「長寿命」ポータブル電源であるということ。

バッテリーが長持ちするということは、内部電子部品の堅牢性やそれらをマネジメントするシステムなど、トータル的な技術力で長寿命を実現しているのです。

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源には家電にも使える大容量のものもあれば、手軽に持ち運べて、日常使いの電子機器などの充電を目的としたものなどもあります。下記のポイントを抑えて、ポータブル電源を賢く選びましょう。

【1】容量
【2】出力ポートの数と種類
【3】ACの出力方式(出力波形)
【4】DCが対応している周波数
【5】防水・パススルー充電などの細かな機能
【6】サイズ・重量
【7】安全性

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)