iPhoneでWEBブラウザといえば、iOSに標準装備の「Safari」。スマートフォン向けにもいち早くタブを導入するなど、先進設計で知られています。現行バージョンではタブの枚数に上限はありませんから、気になるWEBページを見つけたときはとりあえず新規タブで開き、時間があるときに腰を据えて読む、という向きも多いのではないでしょうか。
その新規タブの開きかたですが、大きく4とおり存在します。用途に応じて使い分けましょう。
ひとつめは、リンクをもとに新規作成する方法です。指1本でタップすると、その時点で開いているタブ内でリンク先のページが開かれることがありますが、リンクを指2本でタップすれば必ず新規タブでページが開かれます。しかもタブはバックグラウンドで開かれるので、閲覧しているところを妨げられません。
2つめは、WEBページを表示していないタブを新規作成する方法です。手順はかんたん、URLバー左端(マイクボタンの右横)を左方向へスライドすればOKです(そのとき一瞬「+」ボタンが見えます)。「お気に入り」やブックマークに登録したWEBサイトを新しいタブで表示したいときには便利な方法です。ただし、タブリストの末尾に表示されるタブを操作しているときでないと、この方法は使えません。
3つめは、ホーム画面上のSafariアイコンを長押しすると現れるポップアップメニューで「新規タブ」を選択することです。これからSafariを使うにあたって新規タブを作成したい、というときにはこの方法を使いましょう。
そして4つめは、画面右下のタブボタン(2つの四角形が重なったボタン)をタップすると現れるタブ一覧画面で、画面左下の「+」ボタンをタップする方法です。複数の操作ステップが必要なため、あまり利用する機会はありませんが、タブの管理を行うときにはこの画面が役に立ちます。