お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が19日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。動画「【ガチトーク】『オリラジ中田とテレビ 天国と地獄』前編」内で、オードリーの若林正恭に抱いていたという複雑な思いを打ち明けた。
2014年、レギュラー放送開始時の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)にコンビで出演し、“天狗になりすぎちゃった先生”として熱い授業をした中田。今でこそ「ありがたかった」と感謝する同番組出演だが、「正直最初出るの嫌だった」「しかも、若林さんの前に出るのが嫌だった」と打ち明ける。
オリラジが自分たちに合わないと思う漫才にこだわっていた時期に、オードリーは『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で鮮烈な漫才を披露。これに衝撃を受けた中田はその後も「僕から見たら、一度も大きな失速をすることなく、どんどん着実にキャリアを積んで」「MCとして格が上がっていく」若林に対して、「ずっと対抗意識を持っていた」という。
そんななか、『しくじり先生』が放送開始。平成ノブシコブシ・吉村崇、ハライチ・澤部佑という出演者も中田としては「座組がいい」「最高のフォーメーション」と感じられ、若林に対して「すごいいい番組を任されている」と思うと同時に、ゲスト側でのオファーだったこともあって、「こっちか……と思った」そうだ。
しかし、そこで決意を固めた中田は「出るんだったら、勝つしかない」と考え、自ら台本を書いて、事前の打ち合わせへ。スタッフの理解もあり、本番も中田の思い通りに話すことができた結果、番組は大好評。定期的に同番組で自分のやりたいことを試していき、現在の活躍にもつながる「最高の経験」もできたと振り返った。