俳優の入江甚儀が、28日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(毎週木曜20:00~)第3話に出演する。

  • 入江甚儀=テレビ朝日提供

上川演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。第3話で糸村たち“特別捜査対策室”メンバーが遭遇するのは、リーダー・佐倉路花(戸田恵子)が面倒を見ていた元非行少年・山下駆(入江)が殺害されるという悲しい事件。駆はかつて窃盗の常習犯だったが、路花の支援もあって更生、現在は清掃会社で真面目に働いていた。捜査を進めるうち、彼には次期社長の座を約束されたエリートな双子の弟・井野脇透(入江・2役)がいたことが判明。兄弟は母の死後、ともに施設で暮らしていたが、9歳のとき透だけが経営者夫婦に引き取られ、以来“光と影”ともいうべきまったく逆の人生を歩んでいた。透が駆の存在を疎んで殺害したのか、それとも事件には別の真実が隠されているのか。そんな中、糸村は駆が肌身離さず持ち歩いていた1枚のカードに興味を抱き、捜査を進めていく。

今回、“格差”ある人生をたどってきた双子役に挑んだ入江は2008年、中学2年生でドラマデビュー。ドラマ、映画、舞台など幅広いフィールドで活躍し、2014年には『キカイダー REBOOT』で映画初主演、近年は『麒麟がくる』(20年/NHK)、『半沢直樹』(20年、TBS)など話題作に出演して注目を集めてきた。糸村は駆が所持していたカードから、どんな真実を引き当てるのか。 そして兄弟がそれぞれ奥底に秘めていた感情とは。