アユートは7月21日、Astell&Kernの完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」の生産を中止すると発表した。「世界中で影響を与えている原材料並びに部品の不足により、生産の継続が困難になった」と説明している。同製品の保証やサポートについてはこれまで通り継続する。
AK UW100(39,980円)は4月9日に発売したばかりの、同ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。旭化成エレクトロニクスの32bit DAC「AK4332ECB」を外部DACとして搭載し、BTチップセットからI2Sで伝送してDACでコンバートするといった仕組みを採用したり、AKプレーヤーで培った独自のアンプ技術やオーディオ回路技術を投入するなど、音質にこだわった製品設計を特徴としていた。
アユートでは、「Astell&Kernは、引き続き最先端のワイヤレスサウンド技術と高度な利便性機能を備えた次世代完全ワイヤレスイヤホンの開発を進める」としている。