養命酒製造は7月20日、「夏バテ」に関する調査結果を発表した。調査は6月17日~18日、全国の40歳~69歳の男女1,000名(男女各500名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「夏バテをする」という人は45.0%。特に女性は、半数以上が夏特有の心身の不調に悩まされていることが明らかに。
一方、「夏バテの自覚がない」という人は55.0%。しかし、夏バテの可能性があると起こりやすい不調の症状を提示し、自身にあてはまるかを聞いたところ、【夏は寝汗をよくかく】では55.6%、【夏は夜中に何度も目が覚める】では28.0%、【夏はいびきをかく(家族に指摘される)】では19.5%などの症状を実感している人は多いよう。その結果、夏バテの自覚がない人でも、その大半が、3項目以上あてはまる“隠れ夏バテさん”、あるいは1〜2項目あてはまる"隠れ夏バテになりかけている人"であることがわかった。
次に、全回答者に対し、夏にどのような不調を感じることが多いか聞いたところ、「からだがダルい」(43.5%)が最も高く、次いで「疲れやすい」(41.0%)、「疲れがとれない」(36.7%)、「よく眠れない」(26.7%)、「何もやる気が起きない」(20.0%)が上位に。
隠れ夏バテ診断の結果別にみると、隠れ夏バテの人(84名)では「疲れがとれない」(46.4%)、「よく眠れない」(42.9%)が全体と比べて約10ポイント以上高く、"隠れ夏バテさん"の多くが、夏には疲労感や不眠といった症状に悩んでいる実態が明らかとなった。