RevComm(レブコム)は7月20日、「2022年夏・オンライン/対面営業の実態」に関する調査結果を発表した。調査は7月7~8日、コロナ禍で「対面営業からオンライン商談に変更した」営業パーソン329人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「あなたは今後対面での営業活動を増やしていきたいと思っていますか」と聞くと、「非常にそう思う」(39.9%)、「ややそう思う」(40.4%)、「あまりそう思わない」(12.8%)、「まったくそう思わない」(3.6%)、「分からない/答えられない」(3.3%)となった。
そして、上記質問に対して「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えた回答者に、「対面での営業活動を増やしていきたいと思う理由」を尋ねると、「信頼関係を築きやすいから」(68.9%)、「顧客の表情から感情を読み取りやすいから」(63.6%)、「対面の方が誠意が伝えられるから」(63.3%)、「商材の魅力を伝えやすいから」(28.4%)、「同時に複数名との商談がしやすいから」(25.0%)、「対面での商談を望んでいる顧客が多いから」(18.9%)、「対面の方が営業力を向上させられる感じがするから」(17.0%)、「オンラインが主流になっている中、競合他社と差別化したいから」(8.3%)、「会社の方針で対面営業が推奨されているから」(7.2%)、「その他」(1.9%)という結果だった。
次に、最初の質問に対して「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と答えた回答者に「対面での営業活動を増やしていかない理由」を聞いたところ、「移動の時間を削減できるから」(70.4%)、「少しでも感染症や熱中症のリスクを回避したいから」(42.6%)、「猛暑の中、ビジネスウェアでの訪問は大変だから」(40.7%)、「オンラインの方が商談数を増やせるから」(37.0%)、「オンラインでも商材の魅力を十分伝えることができるから」(35.2%)、「オンラインでの商談を望む顧客が多いから」(24.1%)、「社会の流れとして、オンラインでの商談が主流になっていると思うから」(22.2%)、「会社の方針でオンライン営業が推奨されているから」(13.0%)、「その他」(0.0%)、「分からない/答えられない」(3.7%)となっている。
また、「オンライン商談を行う際に心掛けていること」を聞くと、「一方的に喋りすぎないようにする」(60.8%)、「商談後のアフターフォローを重視する」(38.0%)、「商談前のヒアリングを欠かさない」(36.5%)、「アイスブレイクを意識的に行う」(29.5%)、「大きめのリアクションを心掛ける」(24.6%)、「カメラ目線を意識する」(17.6%)、「その他」(1.2%)、「分からない/答えられない」(5.8%)となった。