CS・フジテレビTWOでは、フジテレビの歌番組『夜のヒットスタジオ』に野口五郎が出演した回の傑作選を、8月10日(23:00~)から隔週で放送する。

  • 野口五郎=フジテレビ提供

西城秀樹、郷ひろみに続き、かつて“新御三家”と称された人気アーティスト特集のトリを飾るもの。令和にも通じるアイデアに満ちあふれた『夜ヒット』の貴重な映像から、国民的スターとして老若男女を魅了した、若かりし日の野口五郎のパフォーマンスを振り返る。

野口は「新宿の河田町第6スタジオでの生収録でした。当時にしては大きなスタジオだったのですが、今考えてみればそれほどでもなく、1分のCMの間に大変な騒ぎでセット移動をしたことをよく覚えています。当時のセットは今のように360度を使ってではなく、バンドの左右か、画面に映る方向を使ってのみの180度方向でセット移動をする、今思えばアナログ的なというか…ドライアイスで濡れた床を1分のCMの間にみんなで拭くなんてこともありましたね。僕が強く記憶にあるのは、第6スタジオはどこのテレビ局のスタジオよりもアンビエンス(音の響き)がとても良かった。特にニューブリードの位置の響きが素晴らしく良かった。ほかのスタジオでは絶対ない自然な響きでした」と話している。