エアウィーブは7月19日、自分の身体に理想的な硬さにカスタマイズし「個別仕様化」するベッドマットレスなどの新商品を発表。発表会にはブランドアンバサダーを10年以上つとめる浅田真央さんと、北京五輪金メダリストのネイサン・チェン選手の2人のフィギュアスケーターが登場した。

現役選手時代からエアウィーブを愛用し、10年以上ブランドアンバサダーを務めている浅田真央さん。ネイサン・チェン選手と公式の場で共演するのは初めてだそう。チェン選手について、「当時のコーチが『この子は絶対に金メダリストになるよ』と言っていた。今日こうしてまたお会いできてうれしいです」と浅田さん。

「真央さんを見ながら自分自身、成長してきました。インスピレーションを真央さんからはたくさんもらっています。ビデオをたくさん観たり、また大会に出ている様子を見てきた真央さんに、こうして実際にお目にかかれて光栄です」とチェン選手。

会場では浅田さんがスマートフォンを使い、チェン選手の体型を測定しAI判定する「エアウィーブ マットレス・フィット」のデモンストレーションをする一幕も。浅田さんは9月から開催される自身のアイスショー「BEYOND」でも、このマットレス・フィットを使用し、スケーターたちの体型測定を実施したのだとか。

またイエール大学で統計学を学ぶ大学生でもあるチェン選手は、今後、自身のアスリートとしてのパフォーマンスや睡眠の質についてのデータ収集・分析も行う予定だという。「実際のデータを使って研究できるので、結果を楽しみにしていますし、アスリートを含めていろいろな方をお助けできたらと思っています」と、チェン選手。

なお登壇したエアウィーブ取締役副社長兼CEOの阿部基成さんによると、「個別仕様化」寝具が占める割合は2020年から2021年で約24%から約40%に増加しており、今後はベッドマットレス、マットレスパッド、敷き布団など、一般向けに販売する商品をすべて「個別仕様化」し、機能性寝具としてのブランドの確立を目指すという。