LASSICは7月19日、運営するWebメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」において、アンケート調査「テレワークにおけるオンオフの切り替え方についての変化」を公開した。
同調査は、全国20歳~65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1035名を対象に行ったもの。
テレワークで感じるデメリットを聞いたところ、前回に引き続き、 最も多かった回答は男女共に「仕事とプライベートの区別ができない」だった。女性の回答は前年の38.92%から46.1%と、大幅に上昇している。
同社は、この要因の一つとして、 出社・退社の概念が薄いテレワークにおいては仕事のスイッチのオンオフを切り替えづらいということがあると分析。そこで、仕事のオンオフの切り替え方についても質問している。
その結果、多くの回答を得たのは2020年、 2021年いずれも「仕事部屋」「コーヒー」「身だしなみ」の3項目となった。さらに、その3項目を選択した割合が増えている。
「身だしなみ」については、2020年と同じく女性のテレワーカーを中心にスコアが伸びたという。 テレワーク導入当時は、上着は着ても 下はパジャマのままという話を耳にしたこともあるが、時間が経過するにつれて「着替えないままだと、 オンオフの切り替えができない」ということで、 出社しているときと変わらない身だしなみをスイッチしているテレワーカーが増えているようだ。