ロジック・ブレインは7月15日、「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査の結果を発表した。調査は7月1日、サービス業、製造業の役職のない会社員1,011名(サービス業503名、製造業508名)を対象にインターネットで行われた。
部下と上司による一対一の面談「1on1ミーティング」。その実施率は全体で48.8%、サービス業では50.9%、製造業は46.6%という結果に。
「実施している」と回答した人に、「相手(上司)によってミーティングの質に違いはありますか?」と尋ねたところ、9割以上が「違いがある(とても+やや)」と回答。また、「1on1ミーティングの内容や結果によって、社内での自分の評価に影響があるかどうか気になりますか?」と聞くと、6割以上が「気になる(とても+やや)」と回答した。
次に、「1on1ミーティングの際、上司と本音で話すことができていますか?」と質問したところ、57.8%が「はい」と回答。一方で、本音で話せていない人も4割ほどいることが明らかに。
また、「1on1ミーティングの際、パワハラを感じたことはありますか?」という質問では、「一度もない」(55.6%)が最多であったものの、4割以上が「とてもある」(12.8%)、「たまにある」(31.6%)と感じていることがわかった。