もうすぐ夏休みの時期ですが、みなさんは「夏」というと、どんな風景を思い浮かべますか?
子どもの頃は田舎のおばあちゃんの家に遊びに行ったり、ちょっと遠出して海や川で遊んだり……などなど、美しい思い出とともに懐かしい景色がふわ〜っと目の前に広がるはずです。
現在ツイッター上では、こんな「夏の風景」を切り取った作品に大きな注目が集まっています。
#PortfolioDay ナーツ pic.twitter.com/Y0OKfoaWo8
— ゐたみ / itami (@itami_gomi) July 14, 2022
投稿主は「ゐたみ / itami(@itami_gomi)」さん。アニメーション作品の中では、のどかでゆったりとした夏のひとときが描かれており、どこかノスタルジックで懐かしさを覚えます。
冷房はなくても、日陰の下でサラサラと風に揺られている様子は涼しげで、とても気持ちよさそう。自分の育った環境とは少し違っても、なぜか共感してしまう魅力や説得力に溢れていますよね。
ちなみに、ゐたみさんはDyDoの「葉の茶」のCMでもアニメーションを担当されているので、その作風に見覚えのある方も多いと思われます。
今回のツイートは多くの人の心を打ったようで、4.5万件のいいねを獲得(7月19日時点)。国内外から数々のコメントも寄せられました。
「めちゃくちゃ好きです、、」
「Very cool!!」
「いい雰囲気だなー」
「so beautiful♡」
「いい風…子どもの頃思い出した;;」
「葉の茶のcmのクリエイターさん。やっぱり素敵」
「涼しげノスタルジック! 音ないけどセミの声が聞こえてくるわ 風あざみ〜」
作者のゐたみさんに聞いてみた
今回は、このアニメーション作品の制作背景について、作者のゐたみさんご本人に話をお聞きしました。
ーーこの作品を作られたときの思いやテーマについて教えていただけますか?
今回のイラストは、以前制作した夏をテーマとする連作集『∞月31日』から抜粋したものになります。繰り返される、美しく儚い日本の夏をモチーフに風景を描きました。
ーー作っていて楽しかったところや難しかったところ、気を付けたポイントなどがあれば教えてください。
全部の絵を合わせて一つの作品なのですが、一枚の絵としても独立した美しさを持たせることを心掛けました。また、ループアニメーションである必要性を意識したので、「風の動き」を重視して制作しました。
このアニメーションの元となっている連作集『∞月31日』は、こちらのツイートからご覧いただけます。全23ページの作品となっておりますので、興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね♪
夏から抜け出せない人の日記
— ゐたみ / itami (@itami_gomi) October 10, 2021
(1/23)#indie_anime pic.twitter.com/UHwMytGcPe