樫尾俊雄記念財団は、カシオ計算機の創業者の一人であり、名誉会長でもある故・樫尾俊雄氏の名を冠した樫尾俊雄発明記念館にて、小学生向けの夏休み企画展示「クイズで発見!発明のヒミツ」を開催する。期間は2022年7月26日から同年8月12日まで。参加費は無料だが、樫尾俊雄発明記念館の夏休み企画展示ページから予約が必要(先着順)。
樫尾俊雄発明記念館は、世界初の小型純電気式計算機「14-A」をはじめ、発明家として樫尾俊雄氏が残した歴史的製品を展示するミュージアム。樫尾俊雄氏の発明を世の中に伝えるとともに、次代を担う子ども達に発明による社会貢献の喜びを体験してもらうことを目的に活動している。
2015年から同館で毎年開催していた夏休みの小学生向け企画展示は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年と2021年は中止していた。2022年は感染対策を講じたうえで再開する。
2022年の「クイズで発見!発明のヒミツ」をテーマとした小学生向け展示は、親子で記念館内を回りながらクイズの正解を探し、世の中を変える発明が生まれた経緯や、発明の楽しさ・喜びを学べる展示だ。概要は以下の通り。
夏休み企画展示
- 場所:樫尾俊雄発明記念館
- 所在地:東京都世田谷区成城4-19-10
- 対象:小学生
- 参加費:無料(Webサイトからの予約が必要)
- 申込方法:樫尾俊雄発明記念館の夏休み企画展示ページから予約可能(先着順)
- 開催期間:7月26日~8月12日(休館日を除く)
- 実施時間:1日8回(10:00・10:30・11:00・13:00・14:00・14:30・15:00から行い、見学時間は30分~40分程度)
- 定員:1回あたり1組3名まで(保護者1名、小学生2名まで)
なお、2019年まで開催していた「電卓分解組立教室」「発明家になろう」などの体験イベントは2022年も開催を見送り、感染拡大リスクが低下した後に再開を検討するとのことだ。