メンタルヘルステクノロジーズは7月15日、「20~30代の女性の不妊治療に関する実態調査」の結果を発表した。調査は6月23日、現在妊娠しておらず、将来子どもが欲しいと思う20~30代の既婚者女性108名を対象にインターネットで行われた。

  • 不妊治療を実施した経験がありますか

    不妊治療を実施した経験がありますか

調査によると、不妊検査の「経験がある」という女性は27.8%、配偶者は26.9%。また、不妊治療の「経験がある」という人の割合は、女性本人は25.9%、配偶者が22.2%と言う結果に。

また、女性の63.9%が自身の不妊の可能性を考えた経験があるのに対し、配偶者は45.4%と、女性自身より18.5ポイント低い結果となった。

  • 不妊治療に対して思うことやイメージ

    不妊治療に対して思うことやイメージ

続いて不妊治療に対するイメージを聞いたところ、「高額な治療費がかかる」が最も多く、75.9%。次いで「ゴールが見えず、精神的な負担が大きい」(61.1%)、「痛みや肉体的な負担が大きい」(46.3%)と続いた。

そこで最多の金銭面に対する不安について、「2022年4月から不妊治療が保険適用されます。不妊治療を行うとなった場合、金額への不安はありますか?」と質問したところ、「非常にある」が38.0%、「ややある」が46.3%となった。

  • 「妊活」のために意識的に取り組んでいること

    「妊活」のために意識的に取り組んでいること

「妊活」のために意識的に取り組んでいることがあるかと尋ねたところ、52.8%が「ある」と回答。特に、「食生活の改善」(70.2%)に取り組んでいる人が多く、次いで「適切な睡眠時間の確保」(45.6%)、「ストレスを軽減させる」(43.9%)と続いた。