アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利が主演を務める、テレビ東京のドラマ『赤いナースコール』(毎週月曜23:06~)が放送されている。
同作は秋元康が企画・原作を務めるオリジナルドラマ。春野翔太朗(佐藤勝利)と三森アリサ(福本莉子)のカップルは車で事故に遭ってしまい、とある病院に入院することに。だが個性豊かで奇妙な入院患者たち、何か含みのある医者や看護師たち、一見すると普通なのに拭いきれない違和感を纏った病棟、そして並行して病院の外で起きている連続殺人と、奇妙な出来事が重なり「この病院で何が起きているのか」「何故、人が死んでいくのか」そして「主人公たちは何故、この病院に入院したのか」と様々な人間ドラマと恐怖を伴うミステリーが展開される。
「地上波の限界」に挑む“最恐ドラマ”という触れ込みで第1話が放送され話題に。佐藤は「病院、病室というある意味密室のような舞台でどんどん人が亡くなっていったりして、台本を読んだ時には生きてる人の怖さが強いのかなと思いました」と印象を明かす。また佐藤は「今まであまりやっていない作品だとは思います。サスペンスというか、ミステリーというか、まだ僕も全然わかってない部分が多くて。『教えないぞ』みたいな空気があって、結末も教えてくれなかったり」と、実は今後の展開を知らされていないという。「僕も知らずにやった方がいいということだと思うんですけど、視聴者の皆さんと一緒に、どんなドラマになるのか非常に楽しみにしています」と期待を寄せた。
今回の役作りに関しては「怯える芝居が多くなるというのはわかっていて、これは恥ずかしいから書かないでほしいですけど……」と照れながら、「鏡を見ながらやってみて『ここまで驚くと逆に怖くないな』とかはしていました。練習なんて言うと恥ずかしいから、チェックみたいな感じです」と苦笑する。
自身の病院での思い出については「病室で歌詞を書いたことあります!」と壮絶なエピソードも。「デビューして3~4年の頃で、でも歌詞を書く時って普段と違った状況の方が出てくるんですよね。歌詞自体はちょっと悲しげというのもあって、大変な時じゃないと言葉が出てこないなと思います」と肝の座った様子を見せる。さらに「自分が実際に怪しい病院に入院したらどうする?」という質問には、「ええ~!! イヤですね」とかなりの拒否反応を見せた佐藤。「事務所のスタッフに連絡します。『もっといい病院知ってますか?』って。教えてもらったところに行きます」と現実的な答えを示していた。
(C)「赤いナースコール」製作委員会