俳優のディーン・フジオカらがこのほど、Huluのドラマ『パンドラの果実』Season2のクランクアップを迎えた。
2月にクランクインし、Season1、Season2を通して全16話を撮影。約半年間に及んだ撮影がついにオールアップを迎えた。花束を受け取った主演のディーンは「皆さんとこういう形で出会えて、この仕事をしていくことに一筋の希望をいただきました。ご一緒できたことを本当に誇りに思います」と挨拶。長期間のハードな撮影を終え、安堵の表情を見せた。
同じタイミングでクランクアップを迎えたバディ役・岸井ゆきのは「こんなに長い間、1つの作品をみんなで作れてとっても楽しかったですし、自分が活動している中で、ドラマってこうだったらいいなっていうのが詰まっている現場だったので、本当に毎日幸せでした」と語り、満面の笑みで撮影を終えた。
また、先日一足先に撮影を終えた佐藤隆太、吉本実憂は「10年ぶりに羽住組に参加させていただき、感慨深い思いを抱きながら撮影に臨みました。と言いつつも、現場ではただただ楽しんでいたんですけどね(笑)。 羽住監督をはじめスタッフ・共演者の皆さん、本当にお疲れ様でした!」(佐藤)、「今回目標の1つだったアクションを作品でやるっていうことも叶えさせていただいて、課題はたくさん出てきたんですけど、また強くなって披露できたらいいなと思っています」(吉本)と、それぞれの思いを語った。
さらに、ユースケ・サンタマリアは「2クールのドラマは初めてでしたが、ヒューマンで僕のイマジネーションを刺激してくれるとっても好きな現場でした」と語りつつ、「(自身のキャラクターである)長谷部のスピンオフが始まるそうで、主演はディーンくんだそうです!」と言い、現場が笑いに包まれる場面も。
最後に、羽住英一郎監督が「本当に皆さんが、モチベーションとテンションをずっと高く維持して作品づくりをしてくれたと思います」と、感謝の言葉を述べて締めくくった。
コメント全文は、以下の通り。
■ディーン・フジオカ
皆さんとこういう形で出会えて、この仕事をしていくことに一筋の希望をいただきました。ご一緒できたことを本当に誇りに思います。一度ここで区切りはつきますが、また再会できることを信じて日々精進していきたいと思います。皆さん、本当に半年間お疲れ様でした。ありがとうございました!
■岸井ゆきの
こんなに長い間、1つの作品をみんなで作れてとっても楽しかったですし、自分が活動している中で、ドラマってこうだったらいいなっていうのが詰まっている現場だったので、本当に毎日幸せでした。またみんなに会えることを願って頑張ります。ありがとうございました。本当にお疲れ様でした!
■佐藤隆太
とんでもなく暑い日が続く中、未だコロナ対策にも気を遣いながら全16話という長丁場の撮影、本当にお疲れ様でした!個人的には大好きな羽住さん、そして羽住組の皆さんと久しぶりにものづくりができたことが、すごくうれしかったです。三枝くんは演じていてとても楽しいキャラクターだったんですけど、なかなか皆さんと長い時間お付き合いできなかったので、ぜひまた次の機会にたっぷりご一緒させてください!ありがとうございました!
■吉本実憂
今回目標の1つだったアクションを作品でやるっていうことも叶えさせていただいて、課題はたくさん出てきたんですけど、また強くなって披露できたらいいなと思っています。そしてディーンさんにもアクションのご指導をたくさんしていただいて、本当にありがとうございます。ユースケさんとタッグを組ませていただいて、元々アドリブが結構苦手だったんですけど、今回アドリブもさせていただいて、すごく楽しかったです。そして、スタッフのみなさんがセッティングしているときに、遠くの方からスタッフさん同士の笑い声が聞こえるっていうのが私的にすごく素敵な現場だなって、いつもほっこりしていました。また頑張りますので、ぜひよろしくお願いいたします。
■ユースケ・サンタマリア
2クールのドラマは初めてで、ヒューマンで、僕のイマジネーションを刺激してくれるとっても好きな現場でした。だから毎回冗談半分、本気半分のアイデアを現場で言いたくなって言ったら、それをほぼ羽住さんが採用してくれて、ほぼ(編集で)切るっていう(笑)。カメラも回ってなかったっていう噂もあります。長谷部は、すごく好きな役になりました。評判もよかったみたいで、長谷部のスピンオフが始まるそうで、主演はディーン君だそうです(笑)。ただ本当に優しい現場で楽しかったし、途中から奥田(吉本実憂)が新しく仲間に入ってくれて、これまで3人で動いていたのが4人で動いたり2人で動いたり、そこからまた刺激があって、すごく楽しかったです。ありがとうございました。次はスピンオフ「長谷部の涙」でお会いしましょう(笑)。
■羽住英一郎監督
本当にお疲れ様でした。長い撮影期間でしたけど、皆さんがモチベーションとテンションをずっと高く維持して作品づくりをしてくれたと思います。またコッヒー(ディーン)、ユッキー(岸井)、ハセドン(ユースケ)に会えると思っていますので、ぜひ頑張りましょう。お疲れ様でした!
(C)中村啓・光文社/HJホールディングス