アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子が、21日のテレ朝動画、logirl(ロガール)配信コンテンツ『Musée du ももクロ(ミュゼ・ドゥ・モモクロ)』で「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」を訪れる。

  • 百田夏菜子=テレビ朝日提供

百田、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人がそれぞれ、絵画や建築、メディアアート、ファッション、彫刻など様々なジャンルのアートの魅力を伝える同番組。最新回では、2020年に「マンガ大賞2020」を受賞した『ブルーピリオド』(山口つばさ氏)をテーマにした展覧会「ブルーピリオド展」(9月27日まで東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル)を訪問する。

作品にどハマり中の百田と共に展覧会を巡るのは、ももクロファンとしてもお馴染みのフリーアナウンサー内田敦子と芸能界屈指の漫画好きとしても知られ、漫画に関する連載・著作も持つフリーアナウンサー宇垣美里。2人とも『ブルーピリオド』の大ファンだ。

『ブルーピリオド』に登場する絵画や没入型シアター、主人公の「矢口八虎」が東京藝術大学を目指す道のりを追体験する展示をはじめ、『Musée du ももクロ』にも出演経験のある池上英洋(東京造形大学)教授による名画解説など、アートを身近に感じることができる展示や企画を通して作中の世界に迫っていく展覧会。アートに興味津々な3人がはしゃぎ、体感しながら巡る。

冒頭エリアでは巨大スクリーンに作品世界が映し出され、あまりの没入感に百田は思わず「1日いられますね……主人公の八虎になりきることができました」とコメント。続いて、作中に出てくる「名画の買い付けごっこ」を実際に体験することのできるエリアでは、選んだ絵画から百田の感性が伺える一幕も。『ブルーピリオド』をきっかけにデッサン教室に通い始めたという、内田のエピソードも披露される。百田は「『ブルーピリオド』に出会うまで、絵を描くのは才能だと思っていました。でも、やればやっただけ上手くなる可能性があるものなんですね」と話す。

百田が自分の“ブルーピリオド”時代を語る場面も。「高校時代は、すでにももクロだったので……学校へ行って仕事してとバタバタで、試験と単位に追われて。でも今思うと楽しい思い出ばかりで、私の青春だったなと思います」。宇垣らも「たしかに、高校時代って、いちばん一生懸命だった気がする」と頷く。

さらに28日の配信では「ブルーピリオド展」会場の寺田倉庫G1ビルの隣にある伝統画材ラボ「PIGMENT(ピグモン)」にて開催中の「期間限定ワークショップ ブルーピリオド展特別講座『YOUR BLUE』」を、百田・宇垣が体験する。

コメントは以下の通り。

■百田夏菜子

ふだんは漫画の中の世界でしか見ていなかったものを実寸のモノとして観ることができるのは、また違う面白さがありました! 特に魅力的だったのは、どんな場面で台詞を言っていて、どんな気持ちで描いていたのかを、あらかじめ原作で知ったうえで、実際に会場で、作品を観ることができるところ。ふだんアートの展覧会を観る時は、なかなかそういうことまでは分からないので。

今回の、女子3人で……というロケ。わたし、ふだんはメンバーとしかいないから、お姉さま方ふたりと、こんな風にロケをするというのが凄く新鮮でした。なんだか女子旅感もあったりもして! 原作を知っている3人で、色々と話しながら展覧会を観るのは凄く楽しかったです。

■宇垣美里

『ブルーピリオド』自体、凄く好きな漫画だったので、作中の作品を実物大やカラーで観ることができ、あらためて(主人公の)八虎が感じたものを追体験することができました。

百田さん、内田さん、私の3人が、同じ好き度合いで等しく『ブルーピリオド』を楽しめたと思うので、会場を回っていて凄く楽しかったです。「私はこれが好き!」とか「こういうのがいいよね!」って言い合ったり、色々な感想をキャッキャ、キャッキャ言いながら回るのが凄く楽しかった!

■内田敦子

漫画展によくある、原画展のようなものを想像していたら全く違っていて……観るというよりは例えば、絵を観て感じるとか、実際にデッサンができたりとか(主人公の)八虎の気持ちになって合格発表掲示板を見る……みたいな、体験をするエリアがメインでしたね。作品の世界観に本当に入り込むというのはこういうことか! と思いました。

百田さん、宇垣さん、おふたりとも凄く楽しそうでしたし、もっと長時間いたかったな。宇垣さんも『ブルーピリオド』をお好きなだけあって「ああ、ココあのシーンだ」「これ、誰々の台詞だよね」という、ファンとしての楽しみ方を凄く満喫されていたなと思います。