NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか)で村のおばぁ・新垣カメを演じている女優のきゃんひとみが16日、埼玉・イオンレイクタウン mori 木の広場で開催されたトークショーに出席した。
きゃんは本作が朝ドラ初出演。「『ちむどんどん』のおばぁが決まったよと電話をもらったときはびっくりして、マネージャーに『冗談でしょ!?』って言うくらい、まさかでしたね」とオファーを受けたときの驚きを振り返り、「朝ドラは見るもので出られると思ってなかったので。諦めずにずっと頑張っていたら、62歳で朝ドラデビューさせていただきました。本当にありがとうございます。何事もコツコツと続けていると夢をつかめる」と喜びを語った。
また、役作りのために昨年の夏前頃からカラーリングをやめたことを告白。「自分の白髪でやりたくて、今までずっとカラーリングしていたんですけど、意外に白髪があると思ったので、そこからずっと伸ばして撮影インだった。若いときのおばぁは自分の白髪を黒のスプレーでかけられたりしながら。今日はそのまんまで来ました。今流行りのグレーな感じでいきたいと思います」と笑顔で話した。
“朝ドラ”第106作となる本作は、今年5月15日に本土復帰50年を迎えた沖縄が舞台。個性豊かな沖縄の4兄妹の本土復帰からの歩みを描く50年の物語で、自身も沖縄出身の黒島が、沖縄本島北部のやんばる地域で生まれ育ち、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を演じている。兄・賢秀役は竜星涼、姉・良子役は川口春奈、妹・歌子役は上白石萌歌。脚本は、連続テレビ小説『マッサン』(14~15)などの羽原大介氏が手がける。
トークショーには、比嘉家4兄妹の幼少期を演じた稲垣来泉(暢子役)、浅川大治(賢秀役)、土屋希乃(良子役)、布施愛織(歌子役)も参加した。
なお、同所では7月14日~18日まで『ちむどんどん』パネル展を開催している。