ベンチャーサポート相続税理士法人は7月13日、「相続トラブル対策」に関する実態調査の結果を発表した。調査は5月18日、相続のトラブル対策ができていない40代〜50代男女876人を対象に行われたもの。
まず、相続トラブル対策をしていない(できていない)理由について聞いたところ、「特に対策の必要性を感じないから」(34.9%)、「何をしたらいいかわからないから」(34.3%)、「親が生きているのに相続の話はしにくいから」(32.4%)が上位となった。
対策をする必要があると思うかについては、10.8%が「とてもそう思う」、36.1%が「ややそう思う」と回答。合わせて4割以上が必要に感じている事が分かった。
どのような対策をしようと思っているか聞いてみると、「兄弟や親族と相続について話し合いをする」が47.5%で最も多くなっている。その他にも「親の財産を把握する」が4割以上、「親に遺言書を書いてもらう」も3割以上という結果に。
対策をする事でトラブルが避けられると思うかについては、10.2%が「完全に避けられる」、75.2%が「やや避けられる」と回答。合わせて8割以上が避けられると考えている事も分かった。