歌手の広瀬香美とTikTokクリエイター・タイガの振り付けが15日、「TikTok Creative Festival TOKYO」に出席。「TikTok2022上半期トレンド」で「ロマンスの神様」が大賞に決定した喜びを語った。
「TikTok2022上半期トレンド」は、2022年上半期にTikTokで流行したハッシュタグチャレンジや音楽、エフェクトなどをノミネートし、ユーザーの投票やアプリ内のデータなどを基に総合的に判断して各部門の2022年上半期で一番流行ったトレンドを決定する企画。
「ロマンスの神様」は、広瀬香美が1993年にリリースした楽曲。タイガの振り付けによるダンスの振り付けをきっかけに広まり、楽曲を使用した関連動画の総再生数は16億回を超え、TikTokにおけるリバイバル・ヒットの火付け役になった。
タイガは「ありがとうございます。まさか自分がこんな賞をいただけると思っていなくて、こんな大きい賞をいただけたのは初めてレベルで本当にうれしく思います」と喜び、「たくさんの人に踊っていただける振り付けを普段頑張って作っているんですけど、自分の夢が一個実現したような瞬間だったので、この半年間、信じられない気持ちでいっぱいだったんですけど、こうして表彰していただけてやっと実感が湧きました。ありがとうございます!」と感謝した。
MCのチュートリアルの徳井義実が「ロマンスの神様」を踊ろうと思ったきっかけを聞かれると、「中学1年生の頃にスキー場で『ロマンスの神様』が流れているのを聴いて、そこからハマったんですけど、シャッフルで次の曲、何にしようって考えたときに『ロマンスの神様』が流れてきて、これはやるしかないなみたいな。運命でした」と答え、徳井も福田充徳も「シャッフルで!? 運命ですね」「そうなんや」と驚いていた。
広瀬も「本当にありがとうございます」と感謝。「『ロマンスの神様』という曲は28年前にリリースになりまして、そのとき大ヒットさせていただいて、1回ヒットしたらそれで一生いいかなって、ああよかったなと思っていたら、このたびタイガさんがまた踊っていただき、その曲を新しい世代の方が聴いていただき、大ヒットをもう1回するなんて、何も想像していなくて、完全にどうリアクションしていいのか。新曲も書いていないのにすみません(笑)。遊んだだけで、本当にありがとうございます。うれしいです!」と喜びを語った。
広瀬はまた、「ここからライブでこれだろうと思っています。スタンドマイクで『ロマンスの神様』歌わないんですけど、次のライブからスタンドで。切り替えています! 皆さん踊ってくださると思うので、ライブではこの振り付けでいこうと思います」と宣言。さらに、「フルコーラス作ってほしいです。ほかのパートも」と希望すると、タイガは「作りたいです」と乗り気だった。
なお、チャレンジ部門賞は#PAKU、ミュージック部門賞はW/X/Y、エフェクト部門はハートアイズに決定した。