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【この記事のエキスパート】
仙台在住エンタメ系ライター:Ringo 4ko(りんご4個)

仙台在住エンタメ系ライター:Ringo 4ko(りんご4個)

仙台在住。大手広告会社を退社後、フリーのライターとして活動を開始。アニメ・特撮・映画・文学・国内外におけるゲーム史・海外のインターネット文化に関して造詣が深く、趣味はプラモデル・ガレージキット制作とフィギュア収集。特にアニメロボットに関する立体物の所持数は1000体以上にのぼり、中にはプレミアにより現在の取引価格が10万円を超えるものもある。


そのまま組み立てても格好よく仕上がる「ガンプラ」ですが、「ガンダムデカール」を表面に転写することで、緻密な描き込みがなされたリアルなモデルを手軽に作ることができます。この記事ではガンダムデカールのおすすめ商品や選び方、張り付ける際に役立つ道具を紹介します。

水転写デカール(ガンダムデカール)ってなに?

「水転写デカール」とは、水に浸すことで台紙からはがし、対象に貼りつける特殊なシールのこと。デカールと呼ばれるシールには水を使わない「ドライデカール」というものもの存在しますが。現在「ガンダムデカール」として発売されている商品の多くは水転写デカールに分類されます。

デカールがモデラ―に重宝される大きな理由の一つが、一般的なシールとは異なる「薄さ」。うまく貼りつけたデカールは他の箇所との段差も小さく、まるでプラスチックに印刷されているかのように見えます。中でも水転写デカールは「貼りやすさ」と「はがれにくさ」に優れており、初心者にも使いやすいデカールといえるでしょう。

デカールを張るための順序とおすすめ道具

ここからは、実際にデカールを張る際の手順と、工程ごとに使用する道具を解説します。

①デカールをカット

出典:Amazon

ガンダムデカールは数多くのデカールが1枚の台紙に所狭しと並んでいるため、まずは必要な部分を切り分ける必要があります。

貼りたいデカールが決まり次第、シートからその箇所を台紙ごとデザインナイフやハサミなどで切り抜きましょう。細かい作業が多いので一般的なハサミよりも専門のハサミがあるとカットがスムーズになりますよ。

②カットしたデカールを水に浸す

出典:Amazon

切り取ったデカールを台紙からはがすため、水またはぬるま湯に10秒ほど浸します。十分に浸したら、ピンセットでつまんで吸水性の高いキッチンペーパーやスポンジなどの上に置き、台紙からデカールが動くようになるまで余計な水分を抜いてください。

ちなみに、水に浸す際は専用のトレーがあると便利です。販売されている水転写デカール用のトレーの中には二重構造で複数枚のデカールを同時に引き上げられるものもあるため、時間短縮に活用できるでしょう。

③ガンプラにデカールを張っていく

出典:Amazon

デカールを貼る際は、まず貼りたいキットの部位からゴミや油分をふき取ります。そして貼りたい箇所までピンセットで台紙ごと持っていき、なるべく近くで台紙からデカールをずらして貼りつけます。

もし貼りつける際にデカールが動いてしまっても、焦る必要はありません。ピンセットやつまようじなどを使用し、優しく位置を調整してください。

④ガンプラについた水を拭き取る

出典:Amazon

位置が決まったら、水分を再び抜いて完全に定着させる作業に入ります。

使用するのは、市販の綿棒でも構いませんがプラモデル用の道具があると便利です。貼りつけた部分を軽く叩いて水分を抜き、キットとの密着度を高めていきましょう。

⑤乾燥させて完成!

デカールが完全に乾いたら完成です。よく乾かした水転写デカールの粘着力は高く、キットを動かして遊んでも簡単にはがれることはありませんよ。

水転写デカールをはがす方法は?

出典:Amazon

塗料の希釈液として使うことも多いエナメル溶剤ですが、実は塗装をはがすためにも使用でき、同様に水転写デカールもはがすことが可能です。同じ場所に改めて違うデカールを貼りたくなった際などに活用しましょう。

デカールをはがす以外の用途でも使用するのであれば、大容量タイプがおすすめです。

デカールがはがれてくる場合は軟化剤

出典:Amazon

デカールを貼る中で特に難易度が高いのが、凹凸の激しい面への貼りつけ。ていねいに作業を行なっても、粘着力が足りずはがれてしまうことが少なくありません。

そんな時には、「デカール軟化剤」が便利。貼りたい場所にあらかじめ塗っておけば、ベースフィルムがやわらかくなりぴったりと貼りつけられます。糊が弱くなった古いデカールを貼る際にもおすすめの商品です。

初心者はデカールセットを使用するのもあり

出典:Amazon

正しい手順で貼るためにはさまざまな道具を用意することになる水転写デカールですが、初挑戦の方に向けて必要な道具を一つにまとめたセットも販売されています。

中には水に浸すトレーと水分を抜くためのトレーが一体になっているものあるため、狭いスペースでも無理なくデカールを貼る作業を行なえるでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)