UPDATERの「みんなエアー」は、「夏の電力不足に対する意識調査」の結果を7月14日に発表した。調査は6月30日〜7月1日、大企業(従業員数1,000名以上)の総務担当者110名を対象にインターネットで行われた。

  • 夏の電力不足に対する企業の節電の取り組み

    夏の電力不足に対する企業の節電の取り組み

今年の夏の電力不足に対して、節電の取り組みを予定している企業は78.2%。具体的な取り組みとしては、「こまめな消灯」(67.5%)、「空調温度のルール化」(58.4%)、「必要な場所にのみ空調を活用」(54.5%)が上位に。そのほか、自由回答では、「クールビズの推進」や「毎月2回電気を終業時に一斉消灯する日を設定」といった節電方法もあがった。

  • 換気の頻度

    換気の頻度

続いて、「空調と換気の切り替えのタイミングに決まりやルールはありますか?」と尋ねたところ、51.5%が「ある」と回答。換気のおおよその頻度としては、「1時間に1回以上」(37.1%)、「2時間に1回程度」(34.3%)、「1時間に1回程度」(22.9%)が多く、約6割が「1時間に最低1回」とこまめに換気していることが明らかに。

また、換気ルールを設定していない企業(33.8%)に対し、「換気をするタイミングは難しいと思いますか?」と尋ねたところ、65.2%の企業が「そう思う(非常に+やや)」と回答した。

  • 平均的なオフィスにおけるピーク時の電力消費の内訳は、『空調が約48%』を占めている事実を知っていますか?

    平均的なオフィスにおけるピーク時の電力消費の内訳は、『空調が約48%』を占めている事実を知っていますか?

次に、「平均的なオフィスにおけるピーク時の電力消費の内訳は、『空調が約48%』を占めている事実を知っていますか?」と質問したところ、66.4%が「知らない」と回答。