歌手のLiSAが15日、東京・TOHO シネマズ渋谷で実施された映画『ミニオンズ フィーバー』の初日舞台挨拶に、本作主人公のグルーを演じる落語家でタレントの笑福亭鶴瓶とともに登壇。プロ野球の中日ドラゴンズを追いかけて「いろんな球場に行きます」と明かした。
本作の公開を記念して、TOHO シネマズ渋谷ではミニオンたちをテーマにした「ミニオンズシアター」を期間限定オープン。シアターの特別支配人に就任し、本編でも空港のグランドスタッフ役として参加している「ミニオンズ」大好きのLiSAは、「大好きなものを皆さんに楽しんでもらえる特別な場所を作ってもらえてうれしいです」と満面の笑みを見せた。
また、本作にちなんで挑戦したことを質問されると、LiSAは「体を鍛えている。そのなかでも器械を使ったピラティスをやっている。まだ難しい技に到達していない」と回答。「体の筋力だけじゃなくて、バランスで決める技がある。そういうのにチャレンジしたいです」と意欲を示した。
夏の思い出を問われて、2年前に神宮球場でヤクルト-中日戦を観戦した当時に言及。中日のダヤン・ビシエド内野手のユニフォームを着た後ろ姿と、ヤクルトの応援用のミニチュア傘を手にした後ろ姿の写真を披露した。
LiSAは「神宮球場って、上に屋根がないじゃないですか。途中で雨が降ってきて、『どうしよ~!』となってたら、ヤクルトファンの方が『これを使って』と傘を渡してくださった(笑)。『傘もらった!』と思ってパカッと開いたらめちゃくちゃ小さかった(笑)。これは応援するための傘だったんだな、って開いて知りました」と白い歯をこぼした。
鶴瓶が「興奮するんですよ。ドームもいいけど、屋根のない神宮とか甲子園とか(熱気などが)ものすごいよね」と言うと、LiSAは「お祭りのような気持ちで野球観戦してます」とうなずいた。さらに鶴瓶が「毎年行くの?」と聞くと、LiSA「そうですね。毎年神宮球場に行くわけではないです。いろんな球場に行きます。ドラゴンズがいるところには」と熱狂ぶりの一端をちらつかせた。
本作は、世界中で“ミニオンブーム”の社会現象を巻き起こした「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。