落語家でタレントの笑福亭鶴瓶が15日、東京・TOHO シネマズ渋谷で実施された映画『ミニオンズ フィーバー』の初日舞台挨拶に歌手のLiSAとともに登壇。挑戦したいことを尋ねられて「この歳ですけど、いや歳は関係ないですけど、ちょっと英語しゃべりたいなと思う」と答えた。
本作の主人公・グルーの声を約12年間演じる鶴瓶。ステージに登場するや「2年くらいやっていなかったもんですから、やっていただいて本当にうれしい」とほほ笑んだ。
普段から「マネージャーと道を歩いていたら、お母さんも子どもも振り返って『グルーや!』と言うくらい」と反響の大きさを語り、今回は少年期のグルーを演じるにあたって「『この声を高くしてくれ』って言われたって難しいやんか。大変やったよ!」と苦労を吐露した。
劇中でカンフーに挑戦するミニオンたちにちなんで、挑戦したいことを問われると「この歳ですけど、いや歳は関係ないですけど、ちょっと英語しゃべりたいなと思う。(一時期は)『しゃべれるかな』と思ってやったけど、ぜんぜん無理だった」とコメント。仕事やプライベートで海外に行く際は「ほとんど日本語で通じる。大阪(弁)の雰囲気は、なんとなく伝わる。でも英語はしゃべりたいね」と話した。
続けて鶴瓶は、本作の日本語版吹替声優として共演し、ニューヨーク留学の経験がある渡辺直美に言及。「あいつと喋ってたら、少年の心やないけど、若さを取り戻した感じがする。おれもニューヨーク行こうかな、と思う。本当に! (渡辺は)本当に楽しそう」と羨望のまなざしを見せた。
本作は、世界中で“ミニオンブーム”の社会現象を巻き起こした「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。
また、本作の公開を記念して、TOHO シネマズ渋谷ではミニオンたちをテーマにした「ミニオンズシアター」を期間限定オープン。「ミニオンズ」大好きのLiSAは、シアターの特別支配人に就任し、本編でも空港のグランドスタッフ役として参加している。