betweentheartsは7月14日、「スニーカー投資」の実態調査の結果を発表した。調査は6月18日~27日、18歳~99歳以下の投資経験者2,434名を対象にインターネットで行われた。
スニーカー投資とは、スニーカーの売買で利益を得ること。調査によると、「スニーカー投資」への「興味がある」「やや興味がある」という人は33.36%。さらに、投資経験者全体の1割近くが「すでに投資したことがある」(9.24%)ことが明らかに。
「スニーカー投資のどんなところに興味がありますか?」と尋ねたところ、「投資しやすい金額」(34.61%)、「趣味の延長でできる」(24.51%)、「今後流行りそう」(24.14%)が上位に。「トレンド性」または「将来性」に注目する投資経験者が多いことがわかった。
次に、定価以上(プレ値)でのスニーカーの購入経験を聞いたところ、16.3%が「101%以上」で購入していることが明らかに。最も大きなボリュームゾーンは「定価の101~199%」で5.38%(131人)、次いで「定価の200~299%」が5.09%(124人)で続き、「定価の10倍以上」(29人)で購入している人も一定数(約1.2%)いることもわかった。
スニーカー投資経験者(9.24%)にはじめた動機を尋ねたところ、「スニーカーが好きだから」(52.36%)が圧倒的。スニーカーの値上がり要素を聞くと、「限定生産・希少性」(59.91%)が最も多く、次いで「廃盤」(29.25%)、「有名人着用」(26.42%)、「コラボモデル」(20.75%)「復刻モデル」(18.40%)が上位に。
また、投資価値の高いスニーカーのブランドを調査したところ、「NIKE(ナイキ)」(69.81%)が他ブランドを大きく引き離して1位に。次いで「adidas」(24.53%)、「PUMA」(18.87%)と続き、「その他」(2.83%)では自由回答として「LuisVuitton」「オニツカタイガー」「atmos」などがあがった。
スニーカー投資でこれまでに得た利益の合計を教えてもらったところ、「1万円以上5万円未満」(50.94%)が過半数を占め1位に。次いで「5万円以上10万円未満」(18.40%)、「10万円以上30円万未満」(13.21%)と続き、約8割が30万円未満であることが判明。「100万円以上」(7.08%)の利益を上げている人も一定数いた。
また、スニーカー投資の課題を聞いたところ、「自宅での保管スペースがない」(38.21%)、「現在の資産価値が分からない」(22.64%)、「売却したいが手間がかかる」(20.28%)が上位にあがった。