ロジクールは7月14日、ワイヤレスのテンキーレスメカニカルキーボード「ロジクール SIGNATURE K855 ワイヤレス メカニカル TKL キーボード」(以下K855)を発表した。8月4日に発売する。価格はオープンで、ロジクールオンラインストア価格は11,550円。
2020年11月に発売した、有線メカニカルキーボード「K835」のワイヤレス版。メカニカルはキー1つ1つに独立したスイッチを設けて入力する構造で、新しいK855はK835と同じリニアな押し心地の赤軸スイッチ(TTC製)を搭載する。なお、有線版のK835ではクリック感のある青軸モデルも用意されていたが、ユーザー需要の多くが赤軸だったため、K855では赤軸のみラインナップするという。
想定ユーザーは会社や自宅の限られたスペースで仕事をするビジネスパーソンや、メカニカルキーボードを使っていた/使ってみたいユーザーなど。
本体はテンキーを省いた省スペース設計で、本体幅は355.2mmとコンパクト。K835からキー上段の機能キーを変更しているほか、上面に平坦なスペースを設け、使用しない時は自立させて収納し、机のスペースを有効に使えるデザインになっている。
トップケースはアルミ製で、4度(通常)と8度(スタンド使用)の角度調節が可能。スイッチは最大5,000万回の入力に耐える耐久性を持つ。インタフェースはBluetoothもしくは、独自のLogi Bolt接続で、Logi Bolt USB レシーバーも同梱される。
キーレイアウトは日本語配列のみ。最大3台のデバイスに接続し、ワンタッチで切り替えることができるEasy-Switchボタンを[F1][F2][F3]の位置に配置するほか、ディクテーション、絵文字、画面キャプチャ、マイクミュートといった機能キーも[F5]~[F8]に用意されている。これらのキーには、PC向けユーティリティ「LOGI OPTIONS+」を使い、よく使う機能を別途割り当てることも可能だ。
キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.4mm、押下圧は45±15g。本体サイズはW355.2×D138.8×H38.8mm、重さは約692.4g。
Logi Bolt USB レシーバー使用時の対応OSはWindows 10/11以降、macOS 10.15以降、Linux、Chrome OS。Bluetooth使用時の対応OSは、これに加えてAndroid 8.0以降も対応する。電源は単4形アルカリ乾電池×2で、電池寿命は最長36カ月。
カラーはグラファイト(K855GR)とオフホワイト(K855OW)の2色。本体には再生プラスチックが採用されているほか、トップケースのアルミニウムは再生エネルギーを使って作られている。