ソニーは、重さ34gのコンパクトなデジタルカメラ用ショットガンマイク「ECM-G1」を2022年秋に発売する。価格は18,920円。
14.6mm径の大口径マイクカプセルを搭載したバックエレクトレットコンデンサー型のショットガンマイク。本体サイズ28×48.5×50.8mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約34gというコンパクトさでクリアな収音を実現。前方指向性(スーパーカーディオイド)により、カメラ正面からの音を強調して高音質に収音できるという。
音声収音に最適な設計を採用。人間の声に特徴的な低周波帯域に優れた収音性能を実現しており、自撮りや友人、家族などの声をクリアに捉えられるとする。また、防振ダンパーと構造の最適化により、低周波振動音を抑制している。
マルチインターフェースシュー(MIシュー)を介して接続するケーブルレス設計で、ケーブルから伝わる振動ノイズをなくしており、バリアングル液晶モニターを横に開いた状態でもケーブルが邪魔にならない。さらに、付属のウインドスクリーンを使って風切り音も低減できる。
マイク側面にはマイク出力を備え、付属のケーブルでプラグイン電源対応のカメラ、PC、ICレコーダーなどにつなげられる。コンパクトサイズで持ち歩きやすく、ジンバルを使った撮影時もセットアップが容易とする。奥行き48.5mmと短く、広角レンズ使用時でもマイク前面が撮影画面に映り込みにくくした。
周波数特性は50Hz~20kHz、感度は-36dB。等価雑音レベルは20dB SPL、最大入力音圧は125dB。