年に1度、たくさんの人が思い思いの願いを短冊に書く七夕。今年、星に願いをこめましたか?

山形の菓子屋「杵屋本店」(@YamagataKineya)がシェアした、七夕の夜空をイメージして作った羊羹が「美しすぎる」「芸術的」と絶賛の声が集まっています。

うちのベテラン和菓子職人(63)が作った羊羹がめちゃめちゃエモいので一度見てほしい。。。
#七夕 #羊羹 #星合いの空(@YamagataKineyaより引用)

  • (@YamagataKineyaより引用)

こちらは、7月の七夕の夜空をイメージして作った「星合いの空」という創作羊羹。杵屋本店の職人の方が考案したもので、牛乳羹で白の土台を作り、ソーダ味の紫と青の錦玉羹を混ぜてグラデーションにしたのだそう。

  • (@YamagataKineyaより引用)

見た瞬間、心が落ち着き、幻想的な青の世界にすっと吸いこまれていくような感じを覚えませんか?

この投稿に対し、リプライや引用リツイートでは「本当に綺麗で、ずっと眺めていたいですが、食べてみたいです」「これはもはやアートですね。美しすぎる」「えも~い、すいこまれそうな空色ですね」といった称賛の声が続出。7月13日時点で10万件もの「いいね」が集まっています。

商品名にある「星合い(星合ひ)」とは、七夕の夜に織姫と彦星のふたつの星が会うこと。美しいお菓子にふさわしい、日本語の美しさにも心打たれますね。

このツイートを機に「欲しい」という声が殺到しているという「星合いの空」。杵屋本店の担当者さんに販売予定などについてうかがいました。

「星合いの空」、投稿者に聞いてみた

――こちら現在予約販売とのことですが、いつ頃まで販売される予定ですか?

当初夏期間限定で発売する予定でしたが、想像を大幅に超える反響をいただいており現在検討中です……。

  • (@YamagataKineyaより引用)

――今回の投稿には多くの反響が寄せられましたね。

今回話題にしていただいたことで全国各地から注文をいただいており、本当にありがたいです。山形で地域密着菓子店としてやっている私たちにとって、全国の方に名前を知ってもらうだけでも大変なのに…Twitterのチカラは本当にすごいと思いました…心から感謝です。


杵屋本店は、1811年創業の和洋菓子専門店。さくらんぼやラ・フランスなどの山形の名産品や自家製餡を使ったこだわりのお菓子を作り続け、地元で長く愛されてきました。老舗でありながら、こうして新しいスタイルの羊羹も生み出している姿勢が素敵ですね。